SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま(全世界株式))が信託報酬を年0.104%に引下げ
kenzさんです。信託報酬率引き下げのニュース!
SBI・全世界株式インデックス・ファンドが信託報酬を年0.104%に引下げ
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対象ファンドは、SBI・全世界株式インデックス・ファンド/愛称:雪だるま(全世界株式)。
- 信託報酬率 0.10%(税抜)→0.062%(税抜)
に値下がりします。同ファンドは、FOFなので、投資先のファンドの分、年 0.042%程度がこれに加わり、「実質的な負担」は、
- 0.150%(税込)程度 → 年 0.1090%(税込)程度
となります。
となると、kenzさんが指摘されているように、ムスコもつみたて中のeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の更なる値下げのニュースもあるかもしれません。当ファンドの連動指数は、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスなので、ここの判断がどうなるかです。今後の動向にも注目。
雑感と余談
こういった基本的な指数に連動するファンドでは、ファンドオブファンズ形式は、その歴史的使命を終えたと思うんです。たしかに、セゾンバンガードが出た12年前。回転売買と手数料稼ぎに夢中だった既存の運用会社は、儲かりそうもないローコストのインデックスファンドなんて見向きもしませんでしたから業界に一石を投ずる大きな意味がありました。妻も積み立ててます。
しかし、今や、日本の運用会社が運用する普通のインデックスファンドが超ローコストです。しかも配当込み指数連動。課税を繰り延べて配当を再投資してくれてるわけで、ある意味、米国のファンドを超えています。その海外ETFも少々面倒なことは多いですが買うことができます。FOFは、普通では投資できない投資対象に独自の配分で投資してこそ意味があるのではないかと。
eMAXIS Slimオールカントリーが、SBI・全世界株式に対抗して値下げするんだったら、「実質的な負担」なるモノではなく、信託報酬率の0.062%。いや、いっそのこと投資先ファンドの0.042%にターゲットして欲しいですよねー。ファンドの規模も踏まえてですけど、最終的には、世界一を目指して欲しい。
それにしても、かつてを思えば、新興国を含めた全世界株式指数でこんなコストバトルが起こること自体すごいことです。時価総額世界分散という考え方が大きく広がったんだなあ、としみじみ思う、まだまだ暑いながらも秋の近付く今日この頃でした。
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