お金のステップゼロ
ものには順番があります。今回は、でも、なかなかそうは行きません、という話。
はじめに
投資を始める手順としては、
ステップ1 お金の勉強をする
ステップ2 お金の計画をする
ステップ3 投資する
というのが、王道と言えます。
しかし、実際は、こうはいかないような気がするんです。勉強しようと本を買ったとしても、何も知らない状態では知識が頭に入ってこなかったり、妙に怖くなったり。一方で、人間の脳は、特に危機や困難が訪れるとよく働くと来てます。
ステップ1の前に、ステップゼロが必要なのかなと。実際、私もそうでした。
お金のステップゼロ 私の場合
お金のステップゼロ、私の場合は次の二つがありました。
(1)お金を使いすぎてしまった。(後で、使いすぎに気付く)
(2)いきなり個別株を始めた。
(1)の代表例が、持ち家。(2)は言わずもがな。
ただ、これが失敗だったとは今や思ってません。えいっと家や株を買ってしまったのですが、後付けにせよ、それなりに考えていたわけで。なぜって、なにやら心のアラームが鳴っていたから。ほどなくして、いろいろ勉強し、リカバリー策を打つことになります。むしろ、ここで前に進まなかったら、今、何も残ってなかった、あるいは残っているモノが少なかったようにも思います。
家計の見直しなどで活躍されているFPさんでも、自身の若い頃の失敗を糧にアドバイスされていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。アドバイスを受ける側も、失敗しているという自覚がある(ゆえに相談に行く)からこそ、FPさんのアドバイスに大きく納得できるわけです。
もちろん、私も、過去の自分の失敗を反省し自分の轍を踏まないような書き方や言い方をしてますが、よく考えると、おまいう状態。ちょっとくらいは轍を踏まないと、人生、前に進まないうちに歳を取ってしまうところもあるのかもしれません。
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