早期リタイアしにくい属性の話
ブログ2020年への資産運用の旅(インデックス投資の記録)のnantesさんから、拙著にご書評をいただきました。ありがとうございます。
早期リタイアしにくい属性のクリアの仕方
「妻子あり(教育費あり)」「持家(住宅ローン有り)」「親と同居(介護あり)」という状況下でも、アーリーリタイアを達成したことに勇気や共感をもらいました(笑)(中略) やっぱりリタイアしにくい属性ってある
というご感想をいただきました。
そうですよね。この属性問題について、不肖私は、なぜクリアできたのか、つらつら書いてみますと、
- 「妻子あり(教育費あり)」
→残りは大学だったので「後は金だけ」と考えた。 - 「持家(住宅ローン有り)」
→早期リタイアと同時に完済。そのため住宅のキャッシュフローが減少し、早期リタイアしやすくなったとも言える。 - 「親と同居(介護あり)」
→むしろ早期リタイアの必然的な動機付けになり、背中をワンプッシュした。
こんなところです。ここから仮説をぶち上げると、早期リタイアするためには、
- 早期結婚
- 早期子育て
- 早期ローン返済(これは資産形成でもある)
- むしろ親の介護を進んでする。
こんなところでしょうか。
私は早期結婚ではなく普通結婚くらいでしたので、普通のリタイアよりちょっと早いだけの早期リタイアでしたが、もっと早くリタイアしたいみなさんは、なるべく早く結婚して子育てを卒業しましょう。(極論ですからね、念のため)
そういえば私の妻は私の全財産がいくらなのか知らない
もうひとつ、付け加えておきたいのは、自分自身ではなく、家族の属性。我が家の場合、モノに動じない妻の存在が大きかったです。退職勧奨に動じるどころか、早期リタイアに向かう私と妻は、似たもの夫婦なのかも。
私の妻、私の全財産がいくらなのか知らないんですよねー。それでも私の早期退職にOKを出す程度には肝が座ってます。かと思うと、私が早期リタイアするやいなや、それまでの扶養のための時間制限を解除。パートの仕事をそのままフルタイム化し会社と話を付けて厚生年金&健保も自立。今や私は妻の扶養です。
今は、私が取り崩して拠出しているお金を生活の原資に、自身の稼ぎで、長年専業主婦でできていなかった妻自身の資産形成をしています。うまくリレーをつないだような感じの我が家なのでした。
拙著へのご書評ありがとうございます!
たくさんのご書評をいただいております。本シリーズは、御礼方々、いただいたご書評からお題を頂戴して書き綴るシリーズです。ご書評は、こちらのエントリーにまとめておりますので、ぜひ、見てくださいね。
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