最近 悲観論が広がっているらしい日本株式を見てみる 2019/8
日経さんです。最近、日本株に悲観論が、拡がっているようです。日本株は、最近というかずっというか、ではあります。
先日、長期投資家も相場を見ておくべきみたいな話(長期投資家と相場の話)を書いたばかりでもありますし、ちょっと指標等々を見てみます。今回は、夏休みの絵日記的なエントリーです。
東証一部の指標と長期金利
8/21の東証一部の指標です。
連結 | 前期基準 | 予想 |
---|---|---|
純資産倍率(PBR) | 1.11倍 | -- |
株価収益率(PER) | 13.32倍 | 13.15倍 |
株式益回り | 7.50% | 7.60% |
配当利回り | 2.14% | 2.15% |
PBR、PER どれを見ても、割安感があります。配当も2%越え、これまた、かつての配当性向の低い日本株を思うと隔世の感。だからといって、本当に割安なのか、近未来の企業収益悪化が織り込まれているのか、長期的な成長力の低下なのか、もっと割安になってくれるのか、はわかりません。
長期金利はと言うと、
世界潮流の流れを受けてなのか、いつの間にやらマイナス金利状態です。日銀ってゼロ金利政策なんだから、ここは空気を読まずに国債売るところではないかという気がしますが、どうするんでしょうね。
とあるインデックス投資家的視点
ただ、時価総額世界分散主義のインデックス投資家は、日本株なんて、あんまり心配していない気がします。なぜって、そもそも日本株にウェイトを置きすぎていないからです。eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の7月末の月次報告で見ると、日本株の比率は、7.0%。全体への影響度がないわけではありませんが、この程度の影響度とも言えます。
日本なんて世界の国々の一つに過ぎないわけです。「特定の国に対して悲観的でも楽観的でもない」というのが時価総額主義であります。
それに、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を見てると、基準価格が、ががんと下がっているのに資産総額増えてるっぽいんですよねー。
インデックス投資家の思考パターンを垣間見るような推移でした。
私はどうするの?
私個人は、日本株式が株式資産に占める比率を4割程度と多めにしてますが、今どうするのと言って、何かするわけではありません。
折を見て、リバランス時に見直すことになるのかな、と思っています。そういう方針だからです。もう、焦らなくなっちゃった自分が少々怖い気もする今日この頃。枯れたなあ(笑)。
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