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2019年8月 3日 (土)

投資信託 私のコスト感 2019

世の中、コスト高の販売チャネル、コスト高の金融商品はまだまだたくさんあります。

コストの高い投資信託はまだまだたくさんある

私のブログで話題に上るような国産インデックスファンドの投信のコストはたしかに劇的に安くなりました。

でも、投資信託全体に目を向けると、ノーロードじゃない投信はいっぱいありますし、買う証券会社によって同じ投信でも購入手数料が違ったりもします。超ローコストな投資信託は何千本もある投信のほんの一握りです。

なぜ、もっと全体的に安くならないのか? なぜ、高齢者の人は往々にしてコストの高い商品を買ってしまうのか?

この議論は販売サイドの利益構造、営業ノルマのプレッシャーを口実に高齢者をカモにする件、等々、話が大きく拡がりますが、今回のエントリーの結論はワンポイント。買う側の感じ方。「コスト感の共有」です。

トマトの値段の感じ方

たとえば、トマトの相場が仮に1個100円とします。

しかし、とある町外れの高齢者ばかりが住む住宅地の八百屋さんでは、1個200円で売ってたとします。

「高いな今度にしよう」と思う人もいれば、「高いな、きっと高級品に違いない。」と思う人もいるかもしれません。あるいは、「たしかに高いけど、こんなところにお店を出すのもたいへんでコストがかかるんだろうな」と優しい気持ちで見守ってくれる人もいるかもしれません。

でも、「トマトの値段はこんなもんだろう」と思っちゃうひとはちょっと怖いかも。

私の拙いトマトの例では、投資信託に当てはめたときの、相場感を持つのが難しい基準価額とゼッタイ相場感を持つべき手数料の関係は、うまく仕切れてませんが、これは、手数料部分の話と思ってください。

投資信託 私のコスト感 2019

で、私の昨今の投資信託に感じる具体的なコスト感です。

  • 購入手数料はノーロード
  • インデックスファンドの保有コストは、0.2%未満
  • アクティブファンドの保有コストは、1.0%未満(ただし願望としては、0.5%未満)

FOFの場合、保有コスト=投資対象のコスト含んだ実質的な費用です。

もちろん値段だけで投資信託の良し悪しが決まるわけではありませんが、まずはコスト。そしてコスト。されどコスト。投資信託をチェックする場合、私はまず最初にコストを見に行きます。で、たいていの場合、どこに書いてあるか探すのたいへんなんですよねー(笑)。

私の上記コスト感で苦しいのは、アクティブファンドの願望部分かな。

投信の手数料に対するコスト感を多くの人が持つようになると、世の中変わっていくのかもしれません。みなさんなりのコスト感をぜひ身近な人に「さりげなく」広めてみてはいかがでしょうか。口コミは最強です。

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