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2019年7月 8日 (月)

インデックス投資ナイト2019に行ってきました。#インデックス投資ナイト

インデックス投資ナイト2019に行ってきました。今年のメインプログラムは、3つです。

第1部 「インデックス投資の生みの親 John C. Bogle氏追悼」 

まずは、バンガードの塚本さんが、ボーグルさん自身のご紹介。決して裕福ではなかった生い立ちに涙。つみたてNISAの採用指数の中にあるバンガードに対するリスペクト(バンガードの主力ファンドの指数が入っている)。数々の名言。ボーグルさんの偉大さをあらためて堪能できる内容でした。

なお、お約束として、田村さんは酔っ払ってました。

第2部 投資ブロガー座談会「若手投資ブロガーさん、集まれ!!」

インデックス投資ブログも新世代。カンチュンドさんが若手投資ブロガーさんから、いろいろな話を聞き出してくれました。つみフェス2019もそうでしたけど、カンさんうまい! 

登壇のみなさんのブログを読めばわかる通り、安定感のある考え方をお持ちのみなさんでした。変な人がいない(笑)。自分のその年の頃、ついでに今を振り返り、感心しきり。

あとびっくりしたのは、カンさんもブログに書いていらっしゃいましたが、みなさん、けっこう、夫婦間で、お金の情報を共有できていること。私なんか、秘密の口座だらけでしたけどね(笑)。ようやく、リタイア年齢となった今、反省してというか終活に向け、おたがい情報共有をしようかなと考え始めているところです。みなさん言ってましたけど、マネーフォワードに登録しとくとイッパツなんですよね。どこに口座があるかわかれば、最悪、名前と電話番号を頼りになんとかなるでしょうし。

なお、このコーナー登壇のみなさんはお酒には酔っていませんでしたが、楽しいコスプレで登場されていました(カンさんは除きます)。

第3部 ゲスト座談会「なぜインデックス投資は広まらないのか?日本のインデックス投資の未来」

今回、もっとも、楽しみにしていたのがこちらのコンテンツ。

虫とりアニキが「まず知ってもらう」「やらざるを得ないシチュエーションが必要」と発言されていましたが、たしかに、意識の高い人はほっとけばいいのですけど、そうでない人が後で後悔しないような機会が必要なのかもしれないなと感じました。

また今回、アウェイとも言えるロボアドのウェルスナビの柴山さんが参加されていたのですが、非常に好印象でした。

ウェルスナビ=手数料1%は高いと言うイメージをお持ちの方も多いでしょうけど、米国では、安いところでは0.2%、とちゃんと包み隠さずおっしゃってました。その上で、規模の増大に合わせて見合った価値をどう提供するかと。さすが社長は違う。その空気感からか、山崎元さんが、ウェルスナビの顧問みたいなことをしたいとご発言。意気投合するという一幕も(笑)。

なお、山崎元さんがいつになくハイボールをいっぱい飲んで上機嫌でした。

おわりに

今回、特徴的だったのは、20代30代と思われる若い人が多くなったこと、女性が多くなったことの二つです。このイベント、相当モチベーションが高くないと参加できません(チケットが取れない)ので、意識の高まりみたいなものを感じました。ひと言で言えば、「つみたてNISA効果」だったのかな。

なぜインデックス投資=資産形成は広まらないのか?そのターニングポイントのヒントはここにあるのではないかと。

「世の中は若い人から変わる」

のです。

ウェルスナビ柴山さんが最後の方で「投資は孤独」「支え合う仲間が大切」『説得力のある成功体験の共有」という発言をされていました。そして、今夜がその夜。インデックス投資ナイトは、まさに、そんなイベントです。みなさまも、機会があれば、参加されてはいかがでしょうか。

インデックス投資ナイトの実行委員会のみなさま、本当にお疲れさまでした。

おまけ

手土産に持って行った拙著は無事に3名の方にお渡しすることができました。感想を何らかの形で発信してもらうことをお願いしたので、楽しみです。

<ご参考エントリー>

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コメント

まとめ作成お疲れ様でした。
今回、初参加で水瀬さんとNightWalkerさんとも直に話ができ、12年前に投資を始めた頃を振り返るなど、過去を思い出す有意義な経験ができたと思います。

12年前の私を見るかのように、今回の会合では学生の方の参加者がいらっしゃったことに期待せずにはいられませんでした。投資環境も格段に良くなり、私の頃より入り口はだいぶ人がったと思っています。

ブログ・SNSの束という形で私も微力ながら後押しを今後もしていきたいと思います。改めてありがとうございました。

投稿: はるか投信投資顧問 | 2019年7月 8日 (月) 22時19分

>はるか投信投資顧問 様
はるかさん、いや、新幹線さん!
10年ぶりくらいのコメントありがとうございます。
再会&初対面、非常にうれしい出来事でした。

はるかさんは、20代から始める長期投資の貴重な実践者であり先駆者。いろいろご苦労もあったと思います。ぜひ若い人の参考になるような視点での情報を発信してあげてくださいませ。
今後のご活躍を祈念しております!

投稿: NightWalker | 2019年7月 8日 (月) 22時35分

柴山さんと言えば、ウェルスナビ設立の動機を語るCMに惹きつけられました。
アメリカ人の奥様のご両親の退職時の資産について。(の、多用スミマセン)
あの、10倍差があったという短い話で、私は「そういう事よ!何て分かりやすいの!」と感激しましたが一般的にはどうなのでしょうかね。
CMからもいい人さが溢れている、元財務省の官僚というイメージから遠い優しい語り口の方ですね。

普及といえば、仮想通貨がブームの時、芸人さんや芸能人のトークによく上がっていました。仕組みが株とかより難しいのに簡単そうに…。
短期間に儲かると思えるものしか普及しないのかな。
マスコミの極端な取り上げ方に仕手っぽさを感じ、更に違和感でした。

投稿: ミント | 2019年7月 9日 (火) 12時59分

ミント様
コメントありがとうございます。遅れてすみません。
>元財務省の官僚
先日の金融庁の報告書は良かった。できれば変わらないで欲しいと言ってました。官僚の文書は、往々にして「忖度」が多くなりがちで、わかりづらいですからね(笑)。
>芸人さんや芸能人
意外な人が、「こういう商売浮き沈みがありますからねー」「資産形成は地道にやってます」そんなあなたにインデックスファンド。みたいなコマーシャルがあると説得力があるかも。一度「あの人は今状態」になったけど、また復活みたいな人を採用とか。ガン保険のCMみたいな手法ですけど。

投稿: NightWalker | 2019年7月12日 (金) 23時49分

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