MSCI オールカントリー・ワールド・インデックス連動「たわらノーロード 全世界株式」登場!
アセットマネジメントOneさんからお知らせです。
アセットマネジメントOne株式会社(東京都千代田区、取締役社長 菅野暁、以下「AM-One」)は、新ファンド「たわらノーロード 全世界株式」を2019年7月22日に設定、運用を開始します。
「たわらノーロード 全世界株式」登場!
どんなファンドかというと、超簡単。
- MSCI オールカントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)に連動
- 信託報酬率 税抜0.12%
という超ローコストインデックスファンドです。本日時点では、国内最安値です。MSCIジャパン連動のマザーも新規設定するようです。
ただ、本ファンドが設定運用開始する7月22日までには、eMAXIS Slimが値下げしてくるかもしれ・・・きっと、しそうです(^^;)。0.12%なのか、気合いで0.119%なのか。これはこれで楽しみに待つこととします。
<7/16追記>公約通り、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の信託報酬率は、0.12%(税抜)に下がりました。全世界型3本の信託報酬をまるごと下げてます。)
出揃ってきた、たった一本で完結する全世界時価総額分散ファンド
これで、MSCI ACWIに連動するファンドは、次の3本になりました。
- ステートストリート - 全世界株式インデックス・ファンド(信託報酬率 税抜0.48%)
- 三菱UFJ国際投信- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(信託報酬率 税抜0.142%→税抜0.12% )
- アセットマネジメントOne - たわらノーロード 全世界株式(信託報酬率 税抜0.12%)
仕組みの単純なインデックスファンドの場合、これから積み立てファンドを悩むみなさんにとっては、最も純資産総額が大きいファンドが一番いいという選択になるだけに、ここ数年のこのクラスの動きは重要です。
プレスリリースには、
個人投資家には長期の資産形成のために1本でも複数本でも活用して、年月をかけて富を積み上げてほしいという思いがこめられています。
とあります。
たったの1本で、全世界時価総額分散型インデックス投資が完了。橘玲さんが、10年以上前に紹介した「つっかけで証券会社に行って日本株と外国株(この当時は先進国)のインデックスファンドを下さいと言えば、臆病者(普通の人)の株式投資は十分だ」という話が、つっかけどころか、パソコンの前でカチャカチャクリック、たったの一種類のファンドを買うだけで終了してしまうのです。しかも、10年前は望むべくもなかった超ローコストでです。いい時代となりました。
時価総額分散がゼッタイ正しいというわけでは全くありません。市場は計算通りには動くはずもなく。時価総額分散が最高にいいとは言えませんが、時価総額分散のファンドは、おおむねコストが超安く、コスト命の長期投資ではその分有利、とは言えると思います。
それにしても、2000万円問題で火が付いたかのように新サービス、新商品が出てくる今日この頃。まあ、炎上も時に良いところあるよね、と思ったりもしています。
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