アーリーリタイア後の自分の顔
私が早期リタイアしても、再就職をそれほど、いや、今や全くしたくならず、けっこう楽しいなと思える理由の一つが、リタイア後の自分の顔があったこと。
早期リタイア後の自分の顔
これもペルソナって言うんでしょうか、今の私の「外的側面」は、3つくらいあるのかな、と。
- 家庭での自分の顔
- 趣味を通じた活動における自分の顔
- ブロガーとしての自分の顔
で、早期退職する前は、これに
- 会社員としての自分の顔
があり、大きなウェイトを占めていたわけでした。
これらは、本名の活動と芸名(ハンドルネームなど)の活動という分け方もできます。
自分の顔は、いつできる?
思うに、今の「自分の顔」って「早期リタイアするずっと前にできた顔」が成長してできたものなんですよね。早期リタイアした理由をこの枠組みで今更分析してみるに、「仕事以外の顔がだんだん大きくなり、仕事の顔を圧迫して仕事のアウトプットにも影響し、早期退職勧奨を受けるに至った」という側面もあったように思えます。言うなれば、芸名が本名より大きくなって行ったという。
定年退職後に何をするか悩む人も多いとお聞きしますが、「退職の10年前には何か好きなことを始めて、自分の顔を作っておいた方がいい」というのが私の経験から言えることです。
え?そう言われても来年定年?もう手遅れ?・・・・うーん、たしかに手遅れかもしれませんが、長期投資と同じく思い立ったが吉日という考え方もあります。
まあ、今の私も、よく考えると「早期リタイア後に新しくできた顔がない」わけで。言い訳するなら、今はサバティカルで長年の会社員生活の目に見えない疲れを取るために休息中というか、介護でいっぱいいっぱいだったというか・・・
・・・うーん、人生100年時代に向けて、新しい自分の顔を作ることを考えようかなー。私も、なんだかんだ言って普通に定年退職するような年齢に近付いてきました。そう言う意味では、スタートラインは一緒なのであります。
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