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2019年6月 3日 (月)

55歳定年のようなもの

DIAMOND online 大江英樹さんのコラムです。

ここに、「現在の公的年金制度は55歳定年、平均寿命が65歳という昭和30年代頃に設計されたもの」とあります。今回のお題は、55歳定年についてあれこれ思うこと。

55歳定年のようなもの

年金ができた頃は、55歳定年が主流。

Wikipediaで見てみると、その昔は多くの企業で55歳が定年退職→1986年 60歳定年が企業への努力義務→1994年 60歳未満定年制が禁止(1998年施行)→(中略) →2012年 希望する労働者全員を65歳まで継続雇用することが義務化。という流れです。今後、これが70歳へ伸びるかもしれません。

・・・なんですが、会社には、実は、55歳定年の残滓みたいなものが残っています。わかりやすい例が「役職定年」。私の友人も、そこを分岐点にして、ツテを頼って転職する人も多かったです。私の場合は、もっと極端で早期退職勧奨。対象者は、たしか、40歳〜55歳まで(^^;)。結構露骨です。

ただ、会社の論理からすれば「終身雇用無理」だし、投資家としての私は会社には儲けてもらわないといけません。国が、定年を何から何まで決めるのは、少々、社会主義的過ぎやしませんかと。結果、社会主義の法則が発動し、日本の企業がいまいち伸び悩むひとつの要因になっているのではないかと。

早期退職することになった私から若いみなさんへの伝言は、「55歳定年のつもりで働くべし」です。

30歳、40歳というアグレッシブな早期退職はともかく、55歳までに経済的自立を達成しておくことはわりと普通に必要なんじゃないかと感じています。つみたて投資による資産形成の第一のゴールとして考えても良いのかもしれません。もちろん70歳まででも良いんですけどね。そこは個人の自由です。

年金制度 随想

大江さんの記事を踏まえながら、私の年金制度に対する認識をまとめておくとこんな感じ

  • 年金は仕送りの社会制度化。貯蓄ではなく長生き保険。
  • 年金受給開始が一律遅れるのではなく、受給開始の自由度が増えるだけ。
  • マクロ経済スライドでいずれはバランスが取れるまで年金額は下がる。
  • マクロ経済スライドの発動条件=年金の減額は、5年に一度の財政検証次第。

年金は仕送りの社会制度化ですが、「コドモがたくさんいると仕送りをたくさんもらえ、コドモも1人あたりの仕送りの額が少なくなる」という特性を社会全体でカバーしすぎてしまったことに問題の本質のひとつがあるように思えます。

こちらも、少々、社会主義的過ぎやしませんかと。結果、社会主義の法則が発動し、仕送りの規模に悪影響を与えている。

自助努力の範疇に、資産形成だけではなく、家族を作ることも含めるような仕組みを織り込んでもいいんじゃないかと思ったりする今日この頃です。とは言え、こんなことを虚空につぶやいても世の中すぐには変わりません。リタイア生活の資産形成、資産運用をあれこれ考える日々は続くのでした。

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コメント

全くですよね。
65歳定年制、70歳定年制と、国が企業に縛りを付ければ縛りを付けるほど、それが出来る職場と、無理な職場、終身雇用が無理だと判断した企業が大幅に人事制度や雇用システムを変える前の世代と、変えた後の世代と、より国民に格差をつけているだけの様な気がします。
そういう自分も、もう50代。。うちの会社も65歳定年制になりましたが、
正直言って正社員も楽しくありません。誰にも言ってはいませんが、独り身なので55歳までにアーリーリタイアを画策しております。
NightWalker様ほど、投資に博識ではありませんが、投資をしてきたことによって、それなりの資産が貯まり、あまり経済的な老後不安はなくなってきました(とはいってもまだ大台には、まだまだ、のっていませんがw)。
投資をして40歳でも50歳でも辞められる方が、日本人の幸せにつながると思うんですがね。


投稿: 通りすがり | 2019年6月 4日 (火) 23時09分

>通りすがり様
コメントありがとうございます。
>誰にも言ってはいません
正解だと思います。
>経済的な老後不安はなくなって
お金ではなく、人生何するの?ってところに集中したいですよね。

投稿: NightWalker | 2019年6月 4日 (火) 23時21分

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