自分の年金繰り下げについて考える 2019
日経マネー研究所さんです。最近、ワイドショーでも紹介されるようになった、年金繰り下げ。じゃあ、自分はどうするのって話を書いてみます。
年金繰り下げ 我が家の場合
今、現在考えていることを表にするとこんな感じ。
- | 老齢基礎年金 | 老齢厚生年金 |
---|---|---|
私 | 繰り下げる | 65歳 |
妻 | 繰り下げる | 65歳 |
私の老齢厚生年金を繰り下げない理由は、冒頭で引用した記事の通りで、ずばり、加給年金。妻は私の5歳年下なので、390,100円×5年分=195万円もらえます。妻の老齢厚生年金を繰り下げないのは、私の死後、私の遺族厚生年金になるだろうからです。彼女の年金生活に占める割合としてはこっちの方が大きく(たぶん)、妻の老齢厚生年金分は、早くもらっといた方が良いかな(たぶん)と言う理由です。うーん、悩ましい。
今、ちょっと悩んでいるというか検討を後ろ送りにしているのが、下記の観点。
- 年金収入等を夫婦合算したとき、高額医療費、介護費等の境界を越えないか?
- 私の死後、妻は、私の母のように住民税非課税状態になるべきか?
境界の金額が変わる可能性が多分にありますし、妻の年金額がいまいち見えていないこともあり、ギリギリまで待って(私が65歳になるまでのどこかで)検討しようと考えています。とりあえず、今度、妻のねんきんネットを見せてもらおうかなと。
以上、我が家の懸案事項現在進行形をつらつら書いてみました。あー、悩ましい。
余談 マクロ経済スライドとの兼ね合いの話
今のところ、繰り下げを選ぶ人は超少ないようです。
- 今は、65歳から年金をもらうのが完全に標準になる2026年までの過渡期で、統計に60歳からもらうのが普通だった世代も含まれる?
- 人生は有限。早くもらって、使った方が良いと考えている人も多い?
と言う理由も考えられますが、マクロ経済スライドによる年金減額の影響がまだ見えていないのでお尻に火が付いていない、と言うような要因もあるかもしれません。長生きリスクの中には、マクロ経済スライドがあるわけで、これまた、政府(これは金融庁ではなく厚労省)としては言いづらい、炎上事案な感じ(^^;)。どうせ、歳を取っていくにしたがって、支出は減っていくだろうし、65歳時点でのマクロ経済スライドの発動状況も判断材料にしようかなとも考える今日この頃の私です。
ただ、年金が本気で足りない方は、迷わず、70歳までなんとかして食いつなぎ、繰り下げを選択すべきと考えます。
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