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2019年6月27日 (木)

時代遅れのファンドとの付き合い方を考える。

それにしても、つみたてNISAシンドロームで、インデックスファンドの信託報酬は下がりに下がりました。特に先進国株式に至っては、0.1%を切る水準で、日本株の信託報酬と逆転現象まで起きています。

その後のSMTグローバル株式インデックス・オープン

当ブログは、長年、ローコストにこだわって来ましたが、ここまで来るとさすがにインデックスファンドについては、文句の付けようがありません。あとは、長期投資向きのローコストな(信託報酬率0.2%台)アクティブファンドが早くできないかなあ、というところです。

ただ、個人的には、不満はあります。それはつまり、私の最大資産「三井住友TAM-SMTグローバル株式インデックス・オープン」。昔、設定されたファンドの信託報酬率が下がらないことです。

  • 信託報酬率 税抜0.50%と今となっては高水準。
  • ベンチマークは相変わらず配当を含まない指数のまま。

とまあ、完全に時代遅れのスペックです。

三井住友TAMは新世代も負け組

その後、三井住友TAMさんは、eMAXIS Slimのマネをして、i-SMT グローバル株式インデックス(ノーロード)を作りましたが、出遅れ感は否めず、2019/6/26付けの純資産総額は、驚きの1.14億円。長年の草の根リテラシー教育の結果、賢くなったインデックスファンドの受益者に完全にそっぽを向かれています。つみたてNISAの登録ファンドではなかったら償還レベルでしょう。この純資産総額では信託報酬率も下げようもなく、税抜0.19%のまま。新世代でも完全に負け組です。

これは会社のフィデューシャリーデューティー力とスピード感の差としか言いようがなく、仮にウルトラCでSMTグローバル株式インデックス・オープンの信託報酬率を下げても、もはや手遅れかもしれません。

時代遅れのファンド 私の付き合い方

とは言っても、過去には戻れないので今後の対策ですが、

 遺産にSMTは残さない

これが基本方針。私のSMTは、時代が生んだあだ花です。具体的には、

  • リバランスや取り崩しの時には第一優先で売る。
  • 大きく値下がりした時、買い換える。

この2つを私がボケる前の10年〜20年のうちに実施したいと考えています。つまり、株価が値上がりしても値下がりしても、私のSMTは消えて行く運命。まあ、SMTに限らず他の投信も断捨離していくので、それとセットではあります。

目下、買い換える場合、遺産を視点に何に買い換えるべきかを模索しているところです。第一候補は、分配金の出るETFなのですが、日本のETFは進化が止まってますしね。手数料マイナス(キャッシュバック)なんて話すら出たりする、元気な米国のETF市場がうらやましい限りです。(これ、かつて、信託報酬の安い米国投信市場がうらやましかったのと似ているかも)

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コメント

確かにその2点くらいしかないんですよね。売り時のタイミングは。

SMTシリーズがメインだった頃に買い増してった分は、今となってはそれなりに利が乗ってるんで、下手に今売って税金で持ってかれるのもシャクですし。

投稿: mets | 2019年6月27日 (木) 00時32分

>mets様
コメントありがとうございます。
今現在の長期のバイアンドホールダの多くがそうだとは思いますが、損益通算しようにもみんなプラスだし。
あとは、私は早期リタイアの身ですし、多少の税金の損を覚悟して、人柱として、少額でSBI証券の投資信託定期売却サービスの練習代に使ってやろうかとも考えてます。

投稿: NightWalker | 2019年6月27日 (木) 00時45分

かつては、SMTグローバル株式インデックス・オープンがベストだったんですよね。
私も、2013年~2015年までは、ほぼこれだけを買っていました。
安全資産を確保するときは、真っ先に売却しようと考えいてます。
ただ、2013年~2015年のNISA枠でSMTグローバル株式インデックス・オープンを買ってしまったので、これらはロールオーバーして持ち続けるよていでする予定です。
多分、信託報酬よりも、含み益と控除される所得税のほうが大きいはずなので持っているほうのメリットが大きいはずなので。
投資を始めたときは、海外ETFが特定口座が買えるようになったり、信託報酬が0.1%台になるときが来るとは思いましませんでした。
ほんと、時代は進んでいますね。

投稿: 見知らぬ男 | 2019年6月27日 (木) 05時55分

早期リタイア者の場合、所得が少ないのでiDeCoを使わない人が多いと思いますが、高コスト投信から低コスト投信への乗り換えを考えた場合、iDeCoの控除枠を活用してその枠内で高コスト投信を売却し、iDeCoの低コスト投信を購入すれば税金なしで投信の乗り換えが進められると思いますが如何でしょうか?

またiDeCo活用の副次的な効果として、株価変動時にリバランスする際もiDeCo資産内であれば税金なしでリスク資産と非リスク資産の間でスイッチングできるのでなかなか便利ではないかと考えています。

投稿: hino | 2019年6月27日 (木) 13時44分

>hino様
コメントありがとうございます。
おお、その手がありますね〜。気が付かなかった。ありがとうございます。
私の場合、3号被保険者なので、年27.6万円分の控除、税率20%分が返ってくると年5.5万円は節税ができますね。個人的には、iDeCoに入っていられるのは60歳までであと数年。いまいち元気出ないですが、一般的には言えることかも。

投稿: NightWalker | 2019年6月27日 (木) 14時25分

>見知らぬ男様
コメントありがとうございます。
時代は進んでいるということは商品が進歩しているということなので、割り切るしかないのかもしれませんね。

投稿: NightWalker | 2019年6月27日 (木) 16時12分

三井住友さんが信託報酬の引き下げをする積もりがない以上仕方ないことですね。でも、その時期では最適な商品であり、それなりに大きな利益を生み出してくれてますので、感謝しつつも あきらめの境地です。

わたしはもう積立て投資世代を過ぎましたので、いままで NISAで購入したものは余った購入枠を使って、コストの安いニッセイなどに乗り換えして、それ以外のものは必要な時期にリバランスなどで淡々と売却して納税しております。それでも定期預金ではありえない利益を出してくれてますので、年金受給世代にとってはありがたいことです。

投稿: やました | 2019年6月29日 (土) 12時05分

>やました様
コメントありがとうございます。
>淡々と売却して納税
これは正しい姿勢だと思います。

投稿: NightWalker | 2019年7月 5日 (金) 00時28分

あ、NightWalkerさんと保有投信かぶったw(苦笑)
SMTの先進国株は私もSBI証券特定口座で今年3月頃まで持ってましたねえ。

仰せの通り、整理の機会が来たときに処分するのが妥当でしょうね。
これ、信託財産留保額までかかってくるのが面倒ですが・・・2018年でさえもまだ資金流出より流入のほうが多かったのが驚きレベル。
(残高自体ではとうにニッセイ外国株式の後塵を拝して久しいですけども)

私の場合の処分は、ちょうど2017年はNISAを初開設したのでそん時に乗り換えるような形で半分以上を売却、あとはETFやら投信やらちょくちょくつまみ食いする感じで売っていった感じです。
基本、こんな感じしか手はないのは保有年齢も期間も関係ないでしょうね。

とはいえSMTはまだいい方。保有金額が結構あるセゾンGBについては簡単に乗換とも行かず、まだ百万以上の額持ったままです。
2007年から17年まで10年積立てた結果ですが、愛着ゆえ持ち続けてる側面もあるんですけどね。難しい。

投稿: はるか投信投資顧問 | 2019年7月 8日 (月) 22時53分

>はるか投信投資顧問様
コメントありがとうございます。
SMTは、終活ついでにSBI証券の投資信託定期売却サービスの実験台に使おうかななんてことも考えています。
>セゾンGB
私は、逆に、終活の一環で口座整理を大義名分に2013年ごろだったかに売却しました。
過渡期の商品との付き合いは、難しいですよね。

投稿: NightWalker | 2019年7月 9日 (火) 00時06分

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