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2019年5月11日 (土)

あせらず、少しずつリスクを取る

投資に対する関心が高まりつつあるのでしょうか。最近とみに(個人比)聞かれるのが、「これから投資を始めるけど、これまでの貯金をどうするべきか?」にまつわる質問。

以下ご参考エントリーです。「たまには書いてみる」なんてタイトルを付けてるのもありますが、ちっとも「たま」じゃありませんでした(^^;)。

まとめ

上記3つのエントリーで書いたことを要約すると、

  • リスク許容度の範囲であれば、一括投資が合理的。
  • でも、これまで投資してこなかったのだから、リスク許容度なんてわからないので、つみたて投資が現実的。
  • リスク許容度をつかむのには時間がかかるので、ポートフォリオ構築には、5年から10年かけるつもりでいいのではないか?

以上になります。

もちろん、これらは、私の個人的な見解です。

モデルケースで考えて見る

一括投資をすべきか悩む方のモデルケースを一つ考えて見ました。

  • 45歳。
  • 貯蓄が3000万円ある。投資は全くしていない。
  • 貯蓄性のある保険に入ろうかと思っている

この場合のヒントは、

  • 45歳なら年金受給開始までに20年もある。つみたてNISAにぴったりだ。
  • そもそも45歳までに3000万円も貯められたあなたはスゴイ。そんなあなたであれば、これからも蓄財余力が高いと思うので、これまでの貯金には手を付けず、今後の収入の余剰資金を全力投資して資産を構築するだけでも、十分に財をなせるのではないか?
  • 予定利率が4%台とかの高いお宝商品をなぜか持っている場合でもない限り、貯蓄性のある保険は、なくてもいい。

くらいでしょうか。もちろん、これらのヒントも、私の個人的な見解であることは言うまでもありません。ここから先は、自己責任。

おわりに

冒頭で、「最近、投資に対する関心が高まりつつ」という話をしましたが、その背景として考えられることの一つに、直近の10年で見たときに、投資をした人とそうでなかった人に大きな差ができてしまったという相場情勢があります。貯金だけをしてきた人の気持ちの中に「その遅れを取り戻すためにも一括で投資をしなくっちゃ」と言う焦りがひょっとするとあるのかもしれません。

だとすると、ちょっと、危ないです。

「長期投資はいつ始めても良い」のですが、あえて「今」という視点で見れば、今は、リーマンショックからかれこれ10年以上が経ち、以後、大きな暴落が起きていないという、なんとも微妙な時期であります。

「だったら暴落が起きてから」「東京五輪が終わってから」だなんて思う方もいらっしゃるかもですが、暴落が起きるのはいつかはわかりませんし、今回のサイクルは、暴落ではなく長期低迷による調整期になってしまうかもしれません。そして、狙い通り暴落が起きても、後から見てタイミングの良いそのときに、一括でまとめて一気に購入する胆力があるのかどうか。いえ、胆力の前に、実経済が厳しい状況にもなっている時期に投資に回せるお金があるのかどうか。

昨日、金融商品を選ぶときの3つの要素として、コスト、リスク、(リスクに見合った)リターンを挙げましたが、この中で最も重要なワンポイントは、もちろん、リスクです。過去の実感。

「恋はあせらず(You Can't Hurry Love)」という往年のヒットナンバーがありますが、「投資もあせらず」なのでありました。

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