アーリーリタイアをするかどうか迷ったら
私が、アーリーリタイアを決めたときの気持ちを率直に言えば、それは、直観。
アーリーリタイアした理由は理屈ではない
アーリーリタイア決断当時の当時の判断基準を整理すると、
- 裏付け→経済的自立力
- 決定打→直観
前者は合理的、後者は非合理的です。そして、決定打は、あくまで非合理的。感情と言うより感性かな。「こっちの道が好き」みたいな。理屈ではないことは確かです。
たとえば、もう仕事疲れた→休みたい→休むと体調良い→健康の方が大切に決まっている→そろそろ辞め時かもしれない→いやいや、これは神さまからの啓示だ、などなどあれこれ自分の気持ちの有り様に理屈を付けたということは、ほぼ、ありません。
で、辞めてから後になって、長い間働き続けた疲労が蓄積していたことに気が付きました(笑)。
理論とは「未来を予想するもの」ではなく「過去を説明するもの」に過ぎない。
そう考える私がいるからこそ、アーリーリタイアという、多くの人にとってはバカげた選択ができたわけでした。で、それから、4年経っても、私に限って言えば、この直観は正しかったと思ってます。おそらく、考え出したら、時間だけが過ぎ、早期退職勧奨という千載一遇の出来事を逃し、ただでさえ取っていた歳を更に取っていたことでしょう。
アーリーリタイアするかどうか迷ったら
アーリーリタイアをするかどうか迷っていらっしゃる人に、私、「だったら辞めれば」を意味する発言をすることが多いです。アーリーリタイアする理由に合理性を求め過ぎていないか、ということであります。
多くの人から尊敬されるのは、アーリーリタイアをしたくなるシチュエーションで歯を食いしばって戦う人なのです。なので、それをぶっ飛ばすほどのパッションとか、勢いとかが必要なんですよね。親に反対された結婚をするみたいな勢い。これをアホになりきれない、いいオトナができるかどうか。
株の格言にある「人の行く裏に道あり花の山」のような道が、アーリーリタイアという選択なのであります。
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