コドモにかかるお金の話 2019春
新入学おめでとう!ということで日経さんです。
教育資金を用立てるということ
この記事でもわかるのは、大学でかかるお金の異常とも思える大きさ。なんというか、セミリタイア族の年間経費に匹敵する水準(個人差があります)。ここに支出の大きなアンバランスがあるのですね。
教育資金を用立てるとは、このフローのアンバランスを生涯の賃金の中で平準化するということであり、作戦としては、次の3つに整理されます。
- 貯めておく。
- その時稼ぐ。
- 借りて後で返す。
このテーマは、時々気になっており、先日も、同じテーマでエントリーを作成したばかりでしたが(長期投資と学資(2019/3/4のエントリー)、何気なく過去の同じテーマの自分のエントリーを探してみたら、10年前にコメントの質問に答えるかたちでこんなの書いてました。
- こども保険について(2009/1/20のエントリー)
言ってることはほぼ同じでした。この10年の間に、コドモは成長しましたが、私の考え方は、どうやら成長していなかったようです。
例によって、短くまとめてみます。
私のまとめ
- 教育資金は、ベースラインとしては、貯金(金利高めのネット預金など)で貯める。
- 投資は、教育資金の何%ではなく全財産のリスクバランスで考え、その中から必要に応じて取り崩す。
- 残りは、その時のフロー(稼ぎ)でなんとかする。
- コドモが何かしでかしたときのための掛け捨て型損保は入っておく。
- 学資ローンは、進学の投資価値(価値あるスキルか)とコドモの返済能力とのバランスで考える。
以上です。
10年前から変わらず、子供こそ、本当の宝だと思う私のまとめでした。
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