どうやってリタイア後の暴落を乗り切るつもりか?
リタイア後の私の運用ロードマップを 2019現在、どう考えているかというエントリーです。
フェーズ1 早期退職〜年金受給開始まで
- 運用資産は取り崩さない。ひたすらリバランス。
- 年金受給開始までに使う生活費等のお金はキャッシュで持つ。
- 結果、資産全体で見たリスク資産の比率は現役時代より低下。
フェーズ2 年金受給開始〜
- 配当分程度取り崩したり
- 定率で取り崩したり
- 計画的に使いたいときに使ったりする。
- ボケたら、ムスコに任す。
- いずれにせよ、私の没後、運用資産は残る。ゼロにはならない。
- リスク資産が遺産として残る。
以上です。
気にされがちなのが、リタイア後の運用中に幾たびか起こるであろう、まだ見ぬ暴落。
どうやってリタイア後の暴落を乗り切るつもりか?
現役時代の私は、「積立」「無リスク資産(キャッシュ)」「収入」の3要素が、暴落から私を救ってきたと考えています。しかし、リタイア後は、「収入」とそれを前提とした「積立」は、私にはありません。
- ご参考エントリー:私が、暴落をやり過ごすことができた3つの要因
じゃあ、どうやってリタイア後の暴落を乗り切るつもりいるのかというと、至って単純ですが、
- 年金をしっかりもらう。
- キャッシュをしっかり持つ。
です。あたりまえすぎますが、これ。リタイア後は、キャッシュが、収入や積立の代替になるというか、特にアーリーリタイアした今現在は、そうせざるを得ません。これが、キャッシュを背景にリバランスなどの運用を補強していくことになると思ってます。
キャッシュは、一生、重要です。
キャッシュは、一生、重要です。
どうやってリタイア時期にキャッシュを増やすか?
では、リタイア時期に合わせて、どうやってキャッシュを増やすかですけど、いくつか考えて見ます。
(1)退職金がある場合、何もしない。
(2)リタイア時期を見込んで、計画的にリアロケーションする。
例:現役後半戦で貯金重視モードに遷移してリスクを少しずつ落とす等
(3)リタイア時期にリスク資産を売る
(3)は、この考え方こそが、出口戦略混迷の源という感じかなあ。
私は、(1)です。早期退職勧奨を受けて割増退職金をもらうという、きわめて偶発的な事態でしたが、特に何もせず自動的にリスクが下がったのでした。
実は、退職金の計画的な使い方とは使わないことなのかもしれません。
コメント
「今ある、常識が崩れる事を、想定できるか?」
<年金をしっかり貰う。
<キャッシュをしっかり持つ
今ある常識が崩れる事を、何処まで想定するか?
年金は永遠に、支給されるのか?
円の価値は、永遠に保障されるのか?
この常識が崩れた時の事を、今対策するとしたら?
そこを考える事が出来るからが問われていると思います。
話しは、飛びますが、エリック クラプトンのライブ行ってきました。
感激しました。定番の構成でしたが、74歳の年齢を感じさせないパフォーマンスでした。元気を貰いました。
投稿: | 2019年4月14日 (日) 16時00分
さっき送っコメントはオークX32です。
投稿: オークX32 | 2019年4月14日 (日) 16時07分
>オークX32様
まさしくその通りですから、100%キャッシュではないわけです。
>今ある常識が崩れる事
ご指摘以外にも、米国は永遠か、日本の財政赤字は永遠か、などなど、今の状況の演繹で考えてはいけないというのは、おっしゃる通りですね。
話は飛びますが、私は、最近、最近の音楽を聴くことが増えました。若い友人が情報をもたらしてくれるのですが、それこそ、エリッククラプトン、クイーンの時代から脈々と続くものを感じるときがあります。
投稿: NightWalker | 2019年4月14日 (日) 16時21分