結果的にサラリーマン卒業の下準備となった2つのきっかけ
日経マネー研究所 大江英樹さん。
勉強・副業・居場所作り
私のように、役職定年どころか前倒し定年みたいなハードランディングはともかく、アラフィフあたりで多くの人にサラリーマンのソフトランディングの機会が訪れます。で、大江さんは、そうなったときにすべきこととして、
- 勉強
- 副業
- 居場所(コミュニティー)作り
の3つを上げています。
サラリーマン卒業の準備はいつごろからするべきか
まさしくその通り。
ただ、私が50代でアーリーリタイアして思うのは、50代後半以降でこれを成し遂げるのは、けっこうしんどい。たとえば、勉強にしてもそう。苦行としての勉強を今更したくないので、するにしても楽しく知的好奇心のおもむくままにしたいわけです。副業となると更に大変そうです。
大事だなと思うのは、大江さんが上げた中では、3番目、居場所(コミュニティー)作り。これができると、知らない間に勉強につながり、流れが向けば副業へもつながります。私の場合は、運命への予感なのか、40歳くらいからそれはなんとなく始まり、アーリーリタイア決断の礎(いしずえ)となりました。
それは、どんなきっかけだったか。私の場合を2つほど。
きっかけ その1 近所に飲みに行くようになった
サラリーマンというのは、つい、仕事の関係者とばかり飲みに行くようになりがちです。同僚であったり、上司であったり、部下であったり、お客さまであったり、取引先であったり。だいたい、それで力尽きます。
でも、私、ふっと、突然、近所に飲みに行くようになったのです。そこで知り合った仲間と話すうちに、違う発想に出逢い、同じ嗜好の知己が増えていきました。最近、そのみなさんとは、縁遠くなりましたが、私のその後の方向性に大きな勢いを付けてくれたのは間違いありません。
きっかけ その2 同窓の集まりでつながりができた
もうひとつのきっかけが、いわゆる同窓です。同世代ですから、問題意識は一緒。なので、意識の高い人はサラリーマン卒業後のことを考えていたりします。それに引っ張られるかたちで、コミュニティーへのつながりができていきました。ここでキーになったのは、仕事ではなく、本来やりたいと思っていること。そして、その源流は学生時代のころにあります。
偶然なのか必然なのか、このトリガーは、30代ではなく、40代の私に響きました。
アラサーあたりから、「本来自分がしたいこと」「一生出来そうなこと」と「今やってること(仕事とか)」とのギャップをもう少し考えて行動すべきだったのかもしれませんが、アラサーの頃は、今がすべて。そんな先のことを考える余裕がなかった気もします。
以上、結果的にサラリーマン卒業の下準備となった2つのきっかけ、私の場合でした。
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