三菱 UFJ 国際投信さんが投信の直販に参入(愛称:mattoco)
かねてよりアナウンスのあった、三菱 UFJ 国際投信さんの投信直販サービスが3/1〜始まりました。プレスリリースです。
どんなサービスかというと?
サイトはこちら↓
サービスの骨格は至ってシンプルです。(ラインナップはこちら)
- eMAXIS Slim(11本)、eMAXIS最適化バランス(5本)が買える。
- 直販専用ファンド「これぞ、日本株」(信託報酬率 税抜1.2%/年)が買える。
以上です。
10年をかけて育成する覚悟
ただ、シンプルすぎて、これなら、証券会社で十分では?と思ってしまいますが、なぜ、このようなサービスを始めたんでしょうか?モーニングスターにMUKAM社長のインタビュー記事があります。
えいやっと抜粋すると、
- Webマーケティングのノウハウの蓄積と活用
- 1年、2年で収益化できるとは思わない。5年、10年をかけて育成する覚悟。
まずは、情報収集、アンテナショップ的に立ち上げ、長い目で取り組みたい、という主旨のようです。
とは言え、ネット全盛の今、商品での差別化はなかなか難しそうです。おそらくサービスでの差別化が決め手になるのではないでしょうか。資産形成層向けの自動リバランス(積立金額自動調整)。資産活用層向けに、自動取り崩しサービス。自動定率取り崩しとか、配当分を計算して自動的に取り崩すとか。まあ、すでにあるようなないような。今後のアイデアを練るためにも、まずは、その土俵が必要ということなんでしょうか。
運用会社の投信直販は、20年くらい昔にチャレンジしたとある会社(MUKAMさん系ではありません)もありましたが、あえなく消滅。今度こそ、末永いサービスに育つよう祈念したいと思います。
おまけ なんでmattoco(マットコ)?
サービスの愛称「mattoco(マットコ)」の由来は、気長に"待っておく”という意味と、投資の目的=的(マト)をコレクションするような楽しみを提供したい、ということだそうです。
長期投資の極意は、「待つ(wait)」というより「持つ(hold)」かなあ、なんて思ったりもしますが、いやいや、ブログのハンドル名も適当に思い付きで決めた私のようなものに、ネーミングにとやかく言う資格はないかも(^^;)。
コメント
最新の情報をありがとうございます。
楽天証券のようにカード決済でポイントがついたりすれば最高なのですが、、、とりあえず、Pontaポイントにつられて、口座開設申し込みしました。
投稿: ポイントおじさん | 2019年3月 4日 (月) 14時04分
>ポイントおじさん様
コメントありがとうございます。
ありゃ、早速。
これまでネット証券各社が20年に渡って多くの投資を重ね積み上げてきたサービスには、そう簡単に追いつけません。直販ならではの何かが必要ですが、まだありません。長い目で見たいと考えています。
投稿: NightWalker | 2019年3月 4日 (月) 18時25分