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2019年3月 4日 (月)

長期投資と学資

デフレなのにすごくインフレ。それが、教育費。ことに大学の学費です。というわけで、今回のテーマは、投資と学資。

私の場合

もうすぐ子育て終了の私の場合は、こんな感じでした。

  • (1)大学進学の初期費用分は学資保険。
  • (2)・・・のつもりだったが、いざお金が必要になった頃には、投資を始めており総資産で判断するようになっていたので、全体のバランスを崩さないように一部取り崩して手当てしたりもした。
  • (3)残りはキャッシュフローでなんとかした。

(1)は、20年以上前、20世紀のゆうちょ。まだ、増える時代だったのです。しかし、今は昔。今は、ここは普通に貯金だと思います。

長期投資と学資

難しいのは(2)のスタンスです。

時々、学資のために投資しませんか?というような金融機関による誘導を見ますが、リスク資産の運用としてはいささか不適切。リスク資産を死ぬまで運用していく中で、状況により、必要なお金は取り崩すというのが、より適切な表現ではないかと。

私がオススメしているような長期投資は、価格の上げ下げのあるリスク資産。学資のように使う目的が決まっているお金の蓄財には、経済合理性ではなくマインドコントロール的に、いまいち向いてないんですよねー。

全財産でリスク資産を管理し、使いたいときに使う。ただしリスク資産の比率を変えないようにする。というセオリー通りには人間の心は動きません。ここを乗り越えるには、それ相応の胆力、臨機応変力、リスク制御力が必要なのでありました。

コドモの育成と同時に、親自身の投資胆力や金融リテラシーを育成することが必要な時代なのかもしれません。

余談

子育てをほぼ終えつつあるものとして、思うのは、大学の教育費が高くなりすぎたこと。ムスコの学費は私の時の軽く3〜4倍というところ。昔の大学4年分が、今は1年分にしかなりません。

本来は、少子化だし競争原理が働いて安くなるべきなのかもしれませんが、米国を見ても医療費と教育費は必ずしも安くなっていません。この辺に、単なる自由主義では上手くいかないこと、官民の住み分けがどうあるべきか、ということの本質が隠されているような気もするのですが、やはり、庶民にとって大事なのは、目先の費用をどうするか?を考えることなのでした。

個人的には、大学が多すぎるのが、一因だとは思ってます。

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