ムスコのつみたてNISAをeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)に変更
相互リンク先のおぱるさん。とても便利な「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」。既に毎日100円つみたてで同ファンドを応援中であった私ですが、実は、ムスコ1号のつみたてNISAも来月から切り換えることにしました。
どう変えたか?
<もともとの積立ファンド>
- 野村つみたて外国株投信
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
変更後
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
これ1本。非常にすっきりした作戦であります。これまで積み立てたのはもちろん放置。
なんで変えたか?
- 息子はまったく投資に興味が無い。将来、複数本のファンドでリバランスを自分でするのは無理そうだ。
- いや、むしろ、この積立ては、忘れてくれた方がいいくらいだ。知ると使ってしまいそうだ。
- そのためには、忘れるのに適した全世界これ1本型のファンドがいいだろう。
とまあ、よくある思考パターン。
ムスコは、仮に65歳まで働いたとしても、あと40年くらい積みたてることができます(つみたてNISAは20年間ですから、残りは課税口座で引き継ぐ)。月々3万3千円を利回り3%で運用できたとすると、単純計算で約3000万円。自分退職金としては立派な額です。
ただし、
「途中で使わなければ」
です。ここが資産形成の最大の難関です。ここが、上述の「忘れた方がいいくらいだ」につながります。使うお金は、これとは別に作るのです。
変わった金銭意識と投資環境
もちろん、お金は使うためにあります。使うお金と将来のために残しておくお金をセット掌握しながら資産形成をして全体のリスクバランスを取るのが基本路線です。しかし、使わないお金を計算しつつ使うには、それなりの金銭に対する理解力と胆力が必要です。
まだ若いし、少々心許ない。ということで、使うお金と老後まで使わないお金は分けて考えた方が、今の我がムスコ1号には向いているように思われるのです。まあ、普通なのではないかと。むしろ、このブログ界隈で発言されたり勉強されている、最近の20代〜30代のみなさんには、まばゆさを感じてしまいます。みんな、えらい!
それにしても、心の底から「長期投資ならこれ1本で良いか」と思えるファンドが出てきて、ほんとによかった。10年前は、信託報酬の水準に疑問を抱き、債券クラスに疑問を抱きつつも、セゾンバンガードを選ぶくらいしか思いつかなかったわけですから、求め続ければ、世の中、変わるもんですね。ブログを14年続けてきて良かったと、ひとり溜飲を下げる今日この頃なのでした。
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