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2019年3月 9日 (土)

投資信託の繰上償還

長期投資で少々困るのが、投資信託の繰上償還。早い話、ファンドがなくなっちゃうことです。

都度、情報提供してくださる投信資料館さんです。1月も償還がありました。

アクティブファンドの償還

私が、アクティブファンドを買うのを止めた大きな理由の一つが償還です。たとえば、私が持っていたので、記憶に残るのは、「鞍馬天狗」というファンド。償還が発表される少し前にきな臭い感じがして、手放したような記憶があります。(正しくは手放したら、知らない間になくなっていて、ずいぶん経ってから知った)

投信資料館さんの注意事項は、以下の通り。

運用残高が小さいことを理由に繰上償還される投資信託は非常に多く、これは投資信託のリスクの一つです。投資信託を購入する際には、残高の規模とそれが増加傾向にあるかどうかを確認することが大切です。

資産総額のチェックは、投資信託選びの基本中の基本です。

とはいうものの選ぶの難しいですよねー。

そうこうしているうちに私の資産形成の時間は刻一刻と過ぎ去ってしまうわけで、もうつきあってられない、というわけです。私が、長期投資をしているうちに、インデックスファンドばかりになったのは、そんな経緯なのでありました。

インデックスファンドにも償還はあるが・・・

じゃ、インデックスファンドに償還がないかというと、そんなわけではありません。私が持っていたファンドでは、中央三井のインデックスファンドがなくなってます。

しかし、インデックスファンドの場合は、償還に対する次善の策として、同じ指数に連動する別のインデックスファンドに乗り換えることができます。かくして、私の先進国株式投資は、当時、ちょうど出ていた旧STAMシリーズになったのでした。(これも、実際は、償還が発表される前に、リレー投資(死語)と称して意を決して買い換えたような記憶があります)

ただ、これにしたところで、ファンドの乗り換えコスト(税金や手数料)はかかります。旧STAMへの乗り換え時は許容しましたが、今、eMAXIS Slimに乗り換えられないのは、このスイッチングコストがゆえです。

ここは、かよわい受益者保護の観点から、

  • ファンドが償還された時に限り、受益者は、実質、非課税、ノーロードでスイッチングができる。
  • スイッチングコスト(税金等々)は、運用会社が、証券会社の請求に対して支払う。

みたいなルールにすれば良いのにと思っていますが、これは、しょせん願望。消費者側で自己防衛するしかないのが現状なのでありました。

というわけで、みなさま、インデックスファンドも、生き残りそうで安いのを探しましょう。

余談

私が、アクティブファンド離れした大きな理由が、長期投資に向いた投資信託が、日本には存在しないこと。償還もそうですが、たとえば、長期投資を謳っているくせに、長期投資に最も影響を与える信託報酬率を、規模が増えても低減しないファンドに見切りを付けたとか、そんな話です。

アクティブファンドの考え方は、ある意味、投資の本質なので、ほんとうは応援したかったんですけどね。そんな真に長期投資に向いた好ファンドができる前に、私の資産形成時代は終わってしまったのでした。やれやれ。

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コメント

うちはかなり前に毎月分配型投信を3本保有してましたが、欠陥商品なのを山崎さんの本を読んで知り、プラスのうちに売却しました。今現在1本は残ってますが2本は償還されたのか見当たりません。件の投信は基準価格が下がる構造なので、
償還されたのでしょうね。早めに気が付いてよかったです。

投稿: くまさん | 2019年3月 9日 (土) 08時10分

お久しぶりです。
某銀行で、満期償還日に基準価格を割込まなければ全額償還され、その間は毎月分配金がもらえる投資信託(愛称 ブンさん)を買って、ドキドキした事を思い出しました。リーマン前だったので結構利益が出たのですが、仕組みが分かりませんでした。

今はこんな話には飛びつきませんが、魅力的ですよね(爆笑)

投稿: M | 2019年3月 9日 (土) 09時07分

>みなさまコメントありがとうございます。
>くまさん様
毎月分配は、タコ足分配で下手すると自己消滅してしまうようなファンドですからね。そういう事態になると分配金を減らす→受益者離れ みたいなサイクルもあったのかもしれません。

>M様
仕組みがわからないんじゃ、どうしようもありませんね(^^;)

投稿: NightWalker | 2019年3月 9日 (土) 15時47分

20年ほど前に、外債ファンドで連戦連敗だったころ、唯一成績がマシだった「ユーロピア(ゴールドマンサックス投信)」というヨーロッパの株式・債券にバランスよく投資するファンドが突然繰り上げ償還になり、ショックを受けたことがあります。
当時、あまりに腹が立って読んだ本が、パンローリング社のウォーレン・バフェットの投資法に関する本でした。その後、関連する著書として、ピーターリンチが書いた本や、チャールズ・エリスの「敗者のゲーム」、バートン・マルキールの「ウォール街のランダムウォーカー」などと続き、現在は効率的市場仮説とは違った、ダニエル・カーネマンやリチャード・セイラーの行動経済学まで読み込むこととなってしまいました。子供の頃、読書が嫌いで国語の成績が悪かったのが嘘のようです。繰上償還という事件が起きていなかったら、合理的な考え方もつけておらず、アーリーリタイアもできていなかったかもしれません。長くなり、申し訳ございません。

投稿: 抹茶パフェ | 2019年3月11日 (月) 00時02分

> 抹茶パフェ様
コメントありがとうございます。
怪我の功名、災い転じて福をなす、といいいますか、繰上償還を前向き指向に変換できたというのは、 抹茶パフェさんの人徳です。

投稿: NightWalker | 2019年3月11日 (月) 11時34分

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