妻の資産形成にバランスファンドを選んだ理由とその結果
私は、株式+現預金(個人向け国債含む)で十分とする派ですが、妻の積立ては、もうすぐ設定12年となるセゾングローバルバランスファンドです。ファンドが設定されたばかりの頃から積み立ててます。
妻の資産形成にバランスファンドを選んだ理由
今を去ること12年前、妻はまるで投資に関心がなかったので私が主導して積立てを開始したのでした。
で、
- 妻は投資に興味がないので、値動きに耐えられないだろう。
- となると、バランスファンドは有力なチョイスだ。
- ちょうどセゾン投信ができ(2007年)、すばらしいコンセプトの会社だと直観。
- しかも中身がバンガードで信託報酬率が当時としては安かった。
という理由で、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」を選んだというわけです。
12年後バランスファンドという選択はどうだったか?
で、その後の結果はと言うと、
- 妻は、あまりに投資に興味がなかったため値動きが気になるどころか、値動きがどうだったか知らないまま時間が過ぎていった。
- サブプライムショックもリーマンショックもギリシャショックもチャイナショックも(あと、なんだっけ?)も他人事であった。
というわけで、12年間はあっという間に過ぎていったのでした。
うーん、だったら、普通の株式オンリーの投資信託にしておけば良かったのかなあ、 とも思うのですが、まあ、何もしないよりは良かったのではないかと。
継続は力なり
妻のリスク許容度が想定より高かったと言うより、もともとリスク許容度の遙か下である「なかったと思える程度の積立て金額」(例:掛け捨ての生命保険程度)にとどめておいたのが良かったのではないかと思ってます。
他にも、副次的な要因として、
- セゾン投信は、商品が二つしかなく、ほとんど迷いようがなかった。
- 毎月毎月金融機関から運用報告書等々が送られて来ないので気が散らない。
- 当然、営業マンも来ない。
- 結果的に不必要に金融口座が増えなかった。
それにしても「継続とは忘れること」そんな風にあらためて感じる今日この頃です。
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