運用会社による投信の直販について考える
日経さんです。運用会社さんが、直販をするという話です。そういえば、三菱UFJ国際さんどうしちゃったのかな。
直販のメリットって?
直販のメリットは、以前も書きましたが、(ご参考エントリー:わたしはなぜ直販投信を買わなくなってしまったのか?)
(1)ローコスト(バンガードモデル)
(2)特徴あるファンド(ブティック型)
こんなところにあると考えていました。で、思うのは、今更、大手運用会社さんが直販をして、どう特徴を出していくのかです。記事では、販売手数料無料、ということなんですけど、もう、誰もびっくりしません。普通のネット証券で買っても、ノーロードだらけ。
どうしたら、魅力あるサービスができるのかなあ。ちょっと妄想してみます。
その1 アクティブファンドを激安で売る
インデックスファンドは、普通のネット証券でも、もう十分安いので、差別化は不可能です。そこで、ラストリゾート、アクティブファンドを激安で売るわけです。アクティブファンドって、信託報酬が1%を超えるものばかりですけど、これを、どかんと信託報酬0.2%とかで大幅値引き。
その2 ゆりかごから墓場までの運用サービス
資産形成期のリスク資産と無リスク資産のリバランスや、資産活用期の定率取り崩しサービス。資産終活期の相続支援。ゆりかごから墓場まで。総合信託システムとでも言うのでしょうか。
その3 まっとうな資産形成術を広める
日本って、個人の金融資産は増える一方です。しかし、投資への選好度は、一向に上がりません。これは、投資教育と密接な関係があります。インデックス投資家も納得の講師陣で全国に塾展開。まずは、株式=悪という洗脳からの解放です。
こんなところでしょうか。うーーん、いまいち、インパクトにかけるなあ。何かいいのありますかねー。
コメント