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2019年2月20日 (水)

積立て投資を始める前に

私は、新入社員が最初の給料から積立て投資を始めても何ら問題はないと考える人ですが、それでもちょっと待てよ?と思うときもあります。

視点その1 生活防衛資金を貯める

これは、よく言われる話。急に仕事がなくなって、再就職することになったら、就活に1年から2年は欲しい。その間を支えるお金が必要です。親元同居であれば、そのくらいへっちゃらですが、一人暮らしだとそうも行きません。

そういえば、昔は、働くようになって家にお金を入れていたら、親がその分を結婚資金と称して貯金してたなんて話を良く聞きましたが、最近はどうなんでしょうね。我が家は、ムスコ1号の家計に資産形成の仕掛けを作ってしまいましたけど。

視点その2 蓄財体質を作るために、まずは貯金する

私は、これが重要だと思います。

投資は余裕資金でするのが、基本で原則です。そのためには、そもそも「余裕ってどの辺?」というところをつかまないといけません。これ、わかっているようでわかってなかったりするんですよねー。

お金は使おうと思えばいくらでも使えます。一方で、使うお金を減らしすぎても人生楽しくなく長続きもしません。この辺のバランスポイントが見えてから投資を始めても遅くはないかもしれません。

以上、「積立て投資を始める前に」でした。

もちろん、自分自身の余剰力を的確に判断できる人や、いざというときに何らかのバックアップがある場合は、「貯金しながら投資を始める」でも何ら問題がないと私は考えます。

余談 

ただ、これは、借金が無い場合です。借金がある場合には、住宅ローンのような長期計画的な借入を除き、借金を返すのが先に決まってます。(住宅ローンも繰上返済してできるだけ前倒しでお役御免となった方が精神的にラクであるのは言うまでもありません。アーリーリタイアと同時にローンを返済しきって実感しました。)

こういう場合に陥りやすいのが、無理に返そうとして別なところから、また借りてしまうみたいなケース。やはり、余力をすべて借金返済に割り当てるのではなく、利子の面から損かもしれませんが、余力の余力で計画的に返済していく方が良いように思います。

それにしても、借金体質って、ある人にはあるんですけど、ない人にはないんですよねー。ほんと不思議です。そのうち、脳科学とか遺伝子工学で解明されるのかもしれません。(私が知らないだけでもう解明されているのかも)

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