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2019年2月15日 (金)

早期退職者募集に応募したくなったら

最近もちらほら聞こえてくる「早期退職者募集」。日経さんです。私も経験者。

当ブログをお読みの方の中には、早期退職願望をお持ちの方も多いと思います。私の場合は募集ではなく、ピンポイント直接的な勧奨でしたけど、早期退職してしまった経験者として、早期退職に応募しても良さそうなケースをいくつか考えて見ました。

その1 もう働く場所が決まっている

転職先は、退職してから考えようというのは遅く、早期退職に応募する時点で決まっているべきです。

有効求人倍率が上がったという話をよく聞きますが、職種によってバラツキがありますし、シニアの就職活動は大変です。時間がかかります。

でも、個人的に最も重大だったのは、転職したい仕事が求人リストになかったことでした。

その2 もう働かなくても大丈夫だ

つまり、「生涯賃金を稼ぎきった時」です。もちろん資産形成とセットです。

私は、これ。

まとめると

早期退職をせざるを得ない、あるいは、したくなったときのためにしておくべきことをまとめると

(1) シニア転職の具体的な対象とその準備

(2) 資産形成

となります。

前者は、転職ではなく天職・・・であって欲しい。かなりむずかしい自分再発見です。「やればできる」的な成功体験談の記事もメディアでよく見かけますが、まあ、役に立ちません。自分の歩いた後に道はできるです。

後者は、コツコツ資産形成。いまや、悩む前に始める時代です。

シニア転職というのは、そこへ至るスタイルは異なるものの昔からあった必然。昔は会社がお膳立てしてくれることもあったけど、自助の時代になったというだけで、求められることは同じなのでした。

余談

一生働けという政府の人生100年計画をよそに、シニアのリストラは、もはや定番化された業務パッケージとなってます。「早期退職の割増金」「転職支援企業とのタイアップ」「会社都合退職」が、リストラ人事の基本パッケージ。

ただ、これは、まだ、暖かい状態ではないかと危惧しています。今後、考えられるのは、部署単位のリストラ→人事異動で全く異なる職務へ変更→成果主義に基づく再評価でもめ・・(以下略)→自己都合退職みたいな流れ。になってしまうのかも。企業の人事動向は注意が必要ですね。

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