損切りも利益確定もしない投資 2019
カン・チュンドさんです。
今、売ってどうする 〜損切りも利益確定もしない投資
カンさんのまとめ。
「損切り」や「利確」という言葉は、『ひとつの投資対象』『ひとつの金融商品』だけで投資を捉えていた昭和の時代の産物なのです。
もちろん、昭和でも平成でも、まだ見ぬ新元号であっても、大きなリターンを狙う短期トレーディングや集中投資の世界では、「損切り」や「利確」は、おそらく不滅&必須の投資行動。
しかし、私がやっているような世界中に分散投資する長期投資家の行動には「損切り」と「利益確定」はありません。特に値下がりした時は、まさに、
今、売ってどうする
です。
世界分散型インデックス投資家は、それを売ったら他に買うものはなくなっちゃうわけです。世界と資本主義が存在する限り存在するであろう唯一のポートフォリオを長期にわたって保有し続けるのが、この投資の肝中の肝です。
投資スタイルが違うのです。
資産形成を目的とした長期投資家にとって必要なことは、あくまでリバランス、あくまで視点はリスク(リスク資産の比率)の調節なのです。
ご参考エントリー
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余談
「前時代の遺物」の象徴とされることも多い「昭和」ではありますが、新元号になったら、「平成」が「平成」から見た「昭和」。そして、「昭和」は、いよいよ「平成」から見た「大正」のポジションになります。
「昭和」を遺物の象徴とするのは、止めてあげても良いのかな、止めてあげて〜、と思う昭和生まれの昨今の私。「大正浪漫」というステキな言葉もありますし、少しは、ドリーミーな時代と受け止めたいと思う今日この頃でした。
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