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2019年1月21日 (月)

荒波越える長期積み立て

日経田村さんの良記事です。

記事とは関係ないですが、田村さんの近著↓

積立ての強みは危機の後の回復相場にある

田村さんからのメッセージを勝手に読み解くと、

  • つみたて投資は危機の後の回復相場に強み。
  • 継続することが大事。20年、30年は積み立てたい。
  • 粘り強く世界株投資を続けて欲しい。

です。根拠がきっちり示されていますので、ぜひ、記事をチェックしてみましょう。

記事には、田村さんならではの表がありますので、転写してみます。

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危機前に高値を
付けた時期

急落後、高値回復
に要した時間

積み立て損益が
プラスになる
までの時間

世界恐慌 1929年9月 約24年10ヶ月 約13年3ヶ月
日本株バブル崩壊 1989年12月 (29年間未回復) 23年9ヶ月
ITバブル崩壊 1999年12月 6年9ヶ月 3年10ヶ月
サブプライム危機 2007年10月 5年4ヶ月 2年11ヶ月

危機が訪れた際は、つみたて投資だと損益がプラスに転換するのが早いのが判ります。

サラリーマンが最速で投資しようとするとつみたて投資になる

もちろん、危機が来ないで長期上昇した場合は、つみたて投資は一括よりも投資効率が悪いことになりますが、そもそも、サラリーマンが得た収入を最速で投資するには、つみたてっぽくなっちゃうわけで、考えたところで、急に一括投資ができるわけではありません。サラリーマンはドルコストと私が考えるゆえんです。

サラリーマンがどんとお金を手に入れるほとんど唯一の機会が「退職金」です。しかし。この表の最悪ケースを見ると、いくら一括投資が理論的に効率的だからといって、一気に投入はできないなあ、と思えてきます。

これから資産形成する世代は、定年になるまでにリスク資産を、それこそつみたて投資で積み上げておき、退職金は、余生にふさわしいリスク許容度にする調整金とするのが基本と考えます。あとは、取り崩すか、余力を更に積み立てて資産を強化していくような流れでしょうか。

おまけ うっかり投資をせずに定年になった人

定年になるまで、うっかり投資をしてこなかった方もいらっしゃるとは思います。

この場合、基本は、もちろん、あせって投資しないこと。老後不安のためと思って投資したら、その投資が逆に老後不安の要因になってしまう可能性もあります。で、余力をつみたてNISAなどで積み立てるというのが、次の検討課題。

投資は余力(リスク許容度)で行うものです。ただ、自分自身のフィジカルメンタル合わせた投資余力を体感するのに10年はかかることを覚悟しておかなければなりません。だからこそ、時間のある現役時代に投資を始めて体感しておくべきなのですけれど。

余談

個人的に興味があるのが、日本株バブルの高値回復。

29年間未回復…。

回復するのはいつの日か。でも、年5%程度でも上昇していけば、いつかは回復するはずです。

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