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2019年1月15日 (火)

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018 発表! #foy2018

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018 の表彰式並びに懇親会に参加してきました。foy第一回2007は、20名(ブログ)の投票だったのが、今回は、有効投票数が過去最高の241名!大きく成長しました。

ランキング

第1位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

第2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

第3位 ★eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

第4位 楽天・全米株式インデックス・ファンド

第5位 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

第6位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

第7位 Vanguard Total World Stock ETF(VT)

第8位 ★eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

第9位 楽天・全世界株式インデックス・ファンド

第10位 ★eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

★→新設ファンド

まだ、サイトの方にはでていませんが、11位以下は、以下の通りです。

第11位 ひふみ投信
第12位 野村つみたて外国株投信
第13位 eMAXIS Slim 新興国株式
第14位 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI )
第15位 結い2101
第16位 バンガード米国高配当株ETF(VYM)
第17位 ifree S&P500インデックス
第18位 ★eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
第19位 農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド
第20位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
第20位 SBI・全世界株式インデックス・ファンド

雑感

なるほどの1、2フィニッシュ。感じたことを箇条書きしておきます。

  • eMAXIS Slimの時代。Slimばっかり。MUKAMは「やる気の見せ方」で大きく成功したように思う。
  • ニッセイ外国株式に根強い信頼感(これは大きいですよ)を感じる。
  • インデックスファンドの時代。TOP10がインデックスファンドばっかり。これは、つみたてNISAやiDeCoの影響と見えなくもない。いまや、庶民の投資はまずはここからですからね。
  • 去年とは打って変わって新設ファンドの登場は減った。昨年、つみたてNISAフィーバーでファンドが出尽くしたこともあるが、1年経って運用報告書を見て判断するブロガーが増えたのではないか。
  • でも、eMAXIS Slimは、新しいのをけっこう出した(笑)。
  • セゾンバンガードが TOP10に返り咲き! 単に信託報酬の比較ではない何かを感ずる方も増えたようだ。

受益者に対する「信頼」が大切

昨年、今年の予想として、私はこんなことを書いていました

今年新登場したファンドが、丁寧に運用されていくことを期待したいと思います。2年目以降は運用報告書が何かを語ります。

何かを語ったんじゃないかなとも思う、今年のランキングでした。信頼されるファンド作り、これは、商品の運用もそうですし、プロモーション、アカウンタビリティという意味でも、受益者に対する「信頼」こそが大切だと思っています。投信ブロガーは、そこのところに敏感です。

懇親会にも参加して参りました。幹事のみなさんお疲れさまでした。今年は会場も広く、楽しい時間を過ごせました。(楽しいのはいつもですがw)

私が投票したファンドは・・・

私が投票したファンドは、次の2ファンド。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) (第3位)
  • 野村つみたて外国株投信(第12位)

20位までの中に入ってて良かったです。

特に、野村つみたて外国株投信は、いぶし銀のような良いファンド。応援中です。

その他 アクティブファンドよガンバレ

今年、ちょっぴり残念だったのは、アクティブファンドが振るわなかったこと。

私は、インデックス投資ブロガーのカテゴリーに属しています(推定)が、アクティブファンドが嫌いというわけではないんですよ。しっかりしたアクティブ投資家の存在があるボリュームになることが市場を効率的なものにし、結果として、良質なインデックス(指数)を育むわけですし。インデックスとアクティブ(の総和)は等しい(除くコスト)、が持論の私です。

そんな私の保有するアクティブファンドがドンドン減って行ってしまったのは、我が国では、私にとって良いアクティブファンドが見つからないから。

私が考える良いアクティブファンドの条件をひと言で言えば、長期投資にフォーカスしていること。それはたとえば、こんな要件です。

  • 低コストであること(米国では、アクティブファンドでも、0.2%代の信託報酬のファンドはある)
  • ぶれない投資方針(ファンドマネージャが替わっても変わらないシステマティックな投資方針を持つこと。ボトムアップは、ファンドマネージャの選択眼が大きく物を言うわけで、この点、厳しい。)
  • バランスの取れた分散方針であること(中小型株ばかりというのは、ちょっと違う気がする)

あとは、完全に個人的な趣味ですが、

  • 配当金にも着目したファンド
  • グロースよりバリュー。

現状は信託報酬でアウトな商品ばかりですけど、中長期的にタコ足ではない配当金を出し続ける会社というのは、利益を出し続ける会社であり、継続性のあるゴーイング・コンサーンな投資先なのです。

以上、Foy2018の発表会とおまけの話題でした。

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コメント

上位は予想通りの結果というところでしょうか。うちも先進国が来るのかな?と思ってはいましたが。
2位のニッセイの方がコスト低減策をいろいろ練っている話をしてましたが、なるほど!と聞いてました。ただ下げるんじゃなくてきちんと筋道立ててるのが分かり、大人だなーと。

投稿: くまさん | 2019年1月15日 (火) 22時22分

>くまさん様
コメントありがとうございます。信託報酬は、

Slim    他社追従型で運用規模に見合う見合わないは関係なく下げる。
ニッセイ 運用規模に見合った金額に地道に下げる。最安値を決めるのはニッセイ。

という対比で、元祖超ローコストのニッセイさんは、投信ブロガーから熱い支持を受けています。

ただ、最近は、ニッセイさんもeMAXIS Slimを意識して 信託報酬を下げているものとは思われます(笑)。

投稿: NightWalker | 2019年1月16日 (水) 00時26分

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