分散投資の効果がわかる図 2019
分散投資の意義が一発でわかる図として、オススメしたいのが、モーニングスターさんのサイトです。この図、年に一度はご紹介しようと思ってます。
分散投資の効果がわかる図 2009-2018
分散投資がぱっと見てわかる図の定番がこちら。クリックすると大きくなります↓
モーニングスターさん作成
この図を見ると、勝ち続ける資産はないが負け続ける資産もないということがよくわかりますね。
分散したからと言って、損しないというわけでなく、儲かるというわけでもありません。分散投資の効果は、あくまで、リスク(資産の変動)を小さくしようというものです。
つい、「去年負けた資産を買って翌年売れば儲かる」みたいな考え方に陥りがちですが、そうは問屋が卸さないですし、常にドカンとくることも忘れてはなりません。市場には、成長の材料と同じくらい、不穏な材料が常にあります。
バイ・アンド・ホールド型の長期投資においては、分散したらリバランスによってリスクを一定に保つことに徹するのが基本です。
今年の着眼点
今年は、注意点があります。前回の表では↓ぎりぎりご紹介できたのですが、
今回は、表示期間が2009-2018年になり、2008年の大変動の分が見えなくなってしまったこと。
2008年(リーマンショック)のときは、新興国株式なんて、-64.8%アンダーですからね。
繰り返しになりますが、常にドカンとくることを忘れてはなりません。
コメント
はじめまして。「世界一ラクなお金の増やし方 」の本を読んで積立ニーサを始めました。リスク分散のために全世界株式のインデックスファンドを買ってます。
会社でイデコにも加入できるようになったため、そちらからも買おうとしています。その際同じファンドを買おうか、全世界の債券と株式が含まれるバランス型のインデックスを買おうか迷ってます。
やはり違う種類が異なるものの方が長期的に見て効果が高いでしょうか。
投稿: 翔 | 2019年2月 4日 (月) 16時19分
>翔様
拙著をお読みいただきありがとうございます!
コメントを書こうとしたら、あふれそうな文字数になったので、のちほどエントリーを上げますね。
投稿: NightWalker | 2019年2月 4日 (月) 22時14分