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2018年12月 1日 (土)

ニッポンの年金事情についてあれこれ考える

Mercerさんの2018年度年金ランキングです。

はじめに

この中に、日本への改善提案がありました。

(1)家計貯蓄額の増加
(2)年金給付額の引き上げに伴う、所得代替率の改善
(3)退職給付の年金形式での受給を促す制約の導入
(4)平均余命の延びに伴う公的年金制度の支給開始年齢のさらなる引き上げ
(5)GDPに対する政府債務残高比の引き下げ

大きなお世話だ、と思いつつも、ちょっと、あれこれ、随想の時間。

自助努力の時代

(1)家計貯蓄額の増加

個人の金融資産は、1700兆円近くもあります。これは、どこにいっちゃったんだろう(^^;)。まだ、足りないのかしら。

(2)年金給付額の引き上げに伴う、所得代替率の改善

年金以外の資産を含めた「実質の」所得代替率だったら、どうなるんだろう。遺産として残る分も含めた老後に使えるお金の全金額の国際比較。興味のあるところです。

(3)退職給付の年金形式での受給を促す制約の導入

これは、言えるかも。今は、一時金でもらった方が税制上有利なケースが多いですからね。また、終身となると、企業によっては一部できるものの総じて困難。確定拠出年金を国民年金基金のように終身で受け取ることもできるように改善されると良いですね。

(4)平均余命の延びに伴う公的年金制度の支給開始年齢のさらなる引き上げ

すでに、60歳〜70歳の支給開始が、個人の判断で自由に選べます。75歳まで伸ばすという議論も始まってます。気が付いている人は既に気が付き、個別に最適化できるようになってきつつあります。あとは、マクロ経済スライドがどう背中を押すかというところに来ているのではないでしょうか。

(5)GDPに対する政府債務残高比の引き下げ

またしても、「政府債務残高」。ここは、個人の金融資産、対外純資産など込み込みの、実質的な資産で見ていただきたいところです。

などなど、雑談でした。

ニッポンの場合、昔は、ほとんど国家任せだったのが、少しずつ、自己責任の部分が増えてきている、自助努力の時代、ということなのかもしれません。老後になってから気が付いても遅いということは言えます。

余談

引用しといてアレですが、私は、この種のランキングそのものは、あんまり、あてにはしていません。私としては、死ぬまで生きることができれば、それで十分かつ健全です。

欧州的に消費税を高くして「年金は健全です」とも一概に言えないわけで。日本の場合、大きな対外純資産や大きな個人の金融資産、その背景にある経済力を担保に、いろいろ、回しているという事情もあるとは、思うんですよね。どの道を行くか、何を持って健全と考えるかです。

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コメント

うちは難しい事はちょいと分かりませんが、個人としては60歳後にどれだけコストが掛って(必要)で、それをどのように賄っていくかが課題だと思ってます。賄う方法は投資と限らないのは言うまでもありません(給与で賄うのもありです)。

まあ、年金だけで老後が安泰な訳でもないんで、自助努力で補わなければ
ならないので各自に合った方法で挑む事が大事ですね。
うちは当然、マイ計画に則って積立投資を継続中です。

投稿: くまさん | 2018年12月 1日 (土) 20時16分

>くまさん様
コメントありがとうございます。
年金は、人によって違いますから、マイ計画は重要ですね。

投稿: NightWalker | 2018年12月 2日 (日) 00時37分

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