私が投資する理由 2018/12
「私が投資する理由」というお題は、しょっちゅう書いていますが、毎回、フレッシュな気持ちで語れます。なぜだろう。というわけで、そんな雑談です。今回は、二つの観点で書いてみました。
その1 お金を守る
資産に対して、私は、防衛的な考え方を持っている方です。これが20世紀の時代であれば、100%定期預金+マイ不動産でも良かったわけです。しかし、時代は変わり、いまや、限りなくゼロ金利な預金は、インフレ分、じわじわじわと目減りしつつあるのをうすうす感じざるを得ません。
お金を守りたいと考えるならば、適度なパーセンテージでリスク資産を持つことが不可欠な時代、というか、長い目で広く見れば元々そうだったのです。
ここで大事にしたいのが、儲けるではなく、資産を育てるという考え方。この気持ちを一生持ち続けられるかどうかです。「じっと待つ」「ずっと待つ」「そして待つ」というけなげな姿勢なのであります。
その2 お金を奪い返す
「会社は労働者から搾取している」という声を聞くことがあります。そんな会社から、お金を奪い返す方法の一つが、株式保有なのです。企業は、儲かったお金を「納税」と「配当」の二つの手段で、社会に再分配(還元)しています。
「世の経営者は、労働者から搾取している」「経営者は、世の中に再配分すべきだ」と考えるなら、株式を保有することで、搾取されたと思っている分を奪い返さない手はないと思うんですよね。
ここでのルールは、リスクを取らない人にはリターンはないこと。
まあ、雇われ稼業として働く場合も、リスクをどれだけ取れるかということと報酬は、それなりにリンクしているので、これはある種の掟です。でも、時折、リンクしないで揉めるのもサラリーマンの常でありました(^^;)。
ともあれ、この世の中は、資本主義というモアベターなシステムで、できています。このことに社会に出るとたいていの人は気が付きます。というか、みんな気付いて—(笑)。
おまけ
そうは言っても「どうしても資本主義は気に入らない」という人もいらっしゃるとは思うんですけど、そんなあなたの給料も年金も資本主義から産み出されているので、逃れようとするなら、離れ小島か山奥に行って仙人になるしかありません。
しかし、私は、街中で資本主義好きの仙人をやっている方が性に合っているようです。
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