その後のアーリーリタイアと自由と制約
以前こんなエントリーを書きました。自由というのは制約があるから生まれるというような話。
その後のアーリーリタイアと自由と制約
これは、いったんセミリタイアして、ひょんなことで再就職してしまったときに感じたことでした。
会社を辞める→自由になる→あれ意外とあれこれできないぞ→働いてみた→自由時間の生産性が上がる。
で、少しでも働きながら、生きていった方がクリエイティブになるのかもしれない、と思ったりもしたのですが、その後、また仕事を辞めて完全リタイア状態になってから思うのは、
やっぱり働かない方が心が自由
ということでした。自由時間の生産性が下がるのは、単なる怠惰(^^;)。言い訳するなら、長年のサラリーマン生活の疲れによるものでした。もちろん、制約があると自由の価値が高まる、自由のありがたみがわかり、思わず行動力が上がるというのは、あると思います。
自由になってからの充実感の対象は違う
自由になってからの充実感の対象は、サラリーマン時代に「自由な時間があればアレもできるコレもできる」と思い描いていたのとは、きっと別なところにあるのです(ありました)。
サラリーマン時代に、「自由時間があればアレもできるコレもできる」と思っていたことって、往々にして、「遊び」なんですよね。余暇の過ごし方というか。
「充実感なんて要らない、単に自由が好き」という人は深く考えなくても良いし、「充実感が欲しい」という人は、やるべき何かを見つければ良いのです。
それは広い意味での仕事です。
向かい合うスタンスを変えるという手もあります。やりたかったことが旅行であれば、「旅行家」とか「冒険家」という冠を付けた活動に持っていくとか。アウトプットは、旅行記です。
てなわけで、今年は、本を書いたり介護生活が本格化していく中で、そんなことを感じつつも、あっという間に過ぎていった一年でした。
以上、今年最後の「仙人生活」エントリー、今年ももうすぐ終わりますが、来年も当ブログの「仙人生活」シリーズをご愛顧賜れば幸いです。
コメント
初めまして、hattsoraと申します。
今日まで 充分に 楽しませて いただきました。
ありがとうございました。
来年の 毎日の 更新 期待しています。
投稿: hattsora | 2018年12月28日 (金) 18時56分
>hattsora様
ありがとうございます。そう言っていただけると励みになります!
あっ、仙人生活シリーズの今年分は終わりですけど、当ブログは大晦日までノンストップ、元旦からもノンストップです。お付き合いいただければ幸いです。
投稿: NightWalker | 2018年12月28日 (金) 23時46分