オリックス銀行の2018/11の金利を観て思う
好金利が定評のオリックス銀行の私の定期預金が満期になりそうということで、 オリックス銀行の定期預金の金利をふと見てびっくり。
オリックス銀行の定期預金の金利 (2018/11/16時点)
1年もので0.10%。楽天銀行マネーブリッジの優遇金利と一緒じゃん・・・。
かつての好金利は、いったいどこへ・・・。長期の定期も0.15%。ということで、この満期分は、いったん楽天銀行へ手動スイープ(振込です)することにしました。
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じわじわ迫る銀行預金が目減りする時代・・・?
これ見てて、ふと気になったのが、最近の実質金利。実質金利とは、名目上の金利からインフレ分を差し引いたものです。そのものずばりの数字がどうしても見つからなかったので、自分で、「実質金利もどき」を計算してみました。
から数字を引っ張ってきて、「無担保コールレート月末金利 」から「CPIの年次変化率(これまた総合指数から逆算)」を引いて、グラフ化したのが以下です。あくまで、実質金利「もどき」です。あしからず。
最近の実質金利はマイナス傾向のようです。日銀のアナウンスは、「インフレ目標2%が達成できないから、ゼロ金利」というものですが、2%に届いていないだけですからね。インフレになってないとは誰も言ってません。
最近の現預金の価値は、知らぬ間に真綿で首を絞めるように減少。これが、ずっと続くのか、また、金利が上がって一息付けるのか。金利の神さまだけが知っています。
リスクを取らずにリターンが得られる虫のいい時代は終わりを告げ、普通の時代が訪れた、と私は受け止めています。これ、20年前からわかってたことなんですけど、あるものはリスクから逃げ、あるものはリスクを取り、あるものはリスクを取るものを哀れんでいたわけです。
あらためて、
リスクなくしてリターンなし
ほっとけばお金は減り、過ぎた時間は帰りません。そんな時間をお金に換える、インデックスファンドを持つだけの世界分散株式投資を、これまで同様いそしむ毎日なのであります。
コメント
地銀とかですと0.01程度なので高いと言えば高いですが、大きな買い物の時にディスカウントで買うほうが割がいいですね。
郵貯でひと昔前は7%なんてのもあったそうで、10年で倍になる(税金引かれると倍にはなりませんが)事も可能で投資するより確実に資産形成が出来た時代もありましたが、今は預金では無理ですね。
投稿: くまさん | 2018年11月17日 (土) 22時21分
>くまさん様
コメントありがとうございます。
>大きな買い物の時にディスカウントで買うほうが割がいい
低金利に対抗するには、焦って買う必要のないモノあまりの現代では、デフレ的な行動が合理的なんですよね。流動性のワナ(Liquidity Trapっていうのは、こういう消費者の行動パターンにもあるのかしら。
投稿: NightWalker | 2018年11月18日 (日) 00時24分
投信売り始めたからそっちを売りたいってことではないかと邪推してます。
投稿: kita3 | 2018年11月18日 (日) 08時02分
>kita3様
コメントありがとうございます。
ネット系と思われるオリックス銀行のユーザーが、そっちに走るかどうかは疑問の残るところです(笑)。
投稿: NightWalker | 2018年11月18日 (日) 10時25分