アーリーリタイアと定年本
日経マネー研究所 大江さんです。
自分で決めるから、ほっといて
いわゆる「定年本」についてのご指摘です。
読んでいて私は共通点があることに気付きました。それは「老後の生活はこうしなくてはならない」とか「定年後はこうあるべきだ」といった論調が目立つことです。
なるほど、と思いました。「定年」を「アーリーリタイア」と置き換えてみても良いのかもしれませんが、私は、「(リタイア後の生き方指南的な論調の)定年本」に、全くもって食指が動かず、読んでません。なんというか、「自分で決めるから、ほっといて」という感じでしょうか。
大江さんは、
定年後の楽しみは指図されず自由にできること
と書かれていますが、まさにこれ。自由とは、自分自身に命令することなのであります。
ただ、これができるというか、こうなっちゃう人ばかりではなく、何らかのガイダンス、ガイドブックを欲する方もいらっしゃるのかもしれませんね。
サラリーマン卒業後を考える
大江さんは、「50歳を迎えた頃、遅くても50歳代の半ばぐらいから定年後をどう過ごしたいのか考えた方がいい」と助言されていますが、私としては、もっと早く、
- 40歳くらいから、サラリーマン卒業後のことを考えた方がいい
- 考えるだけではなく、少しで良いから、始めちゃった方がいい
と申し上げることにしておきます。
だって、定年まで勤められるとは限らないわけですし(事例 私(^^;))。
それに、スキルだって若いうちに身に付けておいた方がいいし、会社外の人脈もしかり。やりたいことは少しで良いから、早く味わっておいた方が楽しいです。
えっ? そんなことまで指図されたくない?勝手にやるからほっといて?もう、楽しんでるって?
失礼しました〜。「自由に楽しんでこそ人生」ですね。
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