ポートフォリオ作りにかける時間はどのくらい?
フクリさんから、拙著にご書評をいただきました。ありがとうございます。
ポートフォリオにかける時間
フクリさんからは、拙著から以下の一文を選んでいただきました。
ポートフォリオは10年かかる。自分にとっての「適温」を知るのに時間がかかるからです。
ずいぶん前の2013年のエントリー(今から投資を始める人へ)では、こんな風に書いてました。
桃栗三年、柿八年。ポートフォリオは10年で!
で、「ポートフォリオ作りは焦らなくてもいい」「資産配分に悩みすぎて投資を始められないというようなことがありませんように」という、私からの願いを込めて、拙著の中に盛り込んだのでした。
ポートフォリオは長期投資の旅のささやかな楽しみ
でも、最近、気が付いたことがあります。それは、「私、いまだにポートフォリオのことを考えているな」ということ。いうなれば、
ポートフォリオは10年どころか一生で
みたいな感じです。
でも、「適温」は一生変化するのですから、それでいいのではないかと。
そんなことを、あれこれ考えておりましたら、カン・チュンドさんのエントリー(ジョン・C・ボーグル氏のこの言葉で、ビール3杯くらい飲めそうです(^^;(カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!さん))で知ったのですが、なんと!
かの偉人、ジョン・C・ボーグル氏さえ「資産配分」についていまだ悩んでおられるわけです。
なのだそうです。
ボーグルさんだってそうなんですから、私も、じぶんのポートフォリオについて、一生、考え続けても許してもらうことにします(笑)。めったなことで、我が愛するカウチポテト構造(リスク資産と無リスク資産=1:1)を変えたりはしないのでしょうが、リスク資産の中身は変化していくでしょうし。
第一、あれこれ考えるの、私、大好きですからね。長期投資の旅のささやかな楽しみであり、私なりの長続きの秘訣なのです。
拙著へのご書評ありがとうございます!
たくさんのご書評をいただいております。本シリーズは、御礼方々、いただいたご書評からお題を頂戴して書き綴るシリーズです。ご書評は、こちらのエントリーにまとめておりますので、ぜひ、見てくださいね。
コメント
うちはポートフォリオやアセットアロケーション、リスク許容度などを勉強しないで投資始めてしまった人は別として、初心者や始めたばかりの方はポートフォリオ作るのは割と簡単じゃないかと思います。分散型投信を持てばある程度ポートフォリオは出来てしまいますからね。相場の暴落などに左右されないようにポートフォリオ作り、リスク許容度を確認してマイポートフォリオを早目に作っておけば、あとは自由時間が増えていきます。
投稿: くまさん | 2018年10月20日 (土) 15時37分
>くまさん様
コメントありがとうございます。
むずかしいのは、リスク許容度=全金融資産に占めるリスク資産の割合です。
投稿: NightWalker | 2018年10月20日 (土) 20時19分