投資の初級者・中級者・上級者って何が違うの?という雑談
けいのすけさんから、拙著にご書評をいただきました。ありがとうございます。
けいのすけさんからは、私がよく使うマークトウェインの格言風にアレンジして、
本書が想定する最適な読者層は、投資の中級者、それに上級者と初級者です。
というお褒めの言葉を頂戴しました。ありがとうございます。拙著を書くに当たっては、最初は初心者だった人が、何年か経って本書を読み直したときに、あらためてうなずいてもらえるような内容を経験を元に随所に盛り込まさせていただきました。人生のほろ苦さも詰まった味わい深い一冊となっております。
ということで、今回は、「ところで、投資の初級者・中級者・上級者って何が違うの?」というテーマです。
3つほど、観点を考えて見ました。
その1 そもそも投資に初級者・中級者・上級者などという区別はない?
すみません。最初から身もふたもありません。
投資って、初心者だろうが、上級者だろうが、同じ土俵の上に立って戦っているわけですから、区別してもしょうがないのでは?という考え方です。
その2 単純に投資歴や戦績で決まる?
長期投資の場合、何年バイ・アンド・ホールドしたのか?とか、何年積み立てたのか?とか。資産がたくさん増えたとか。
投資歴と戦績が、スキルと相関があるのかどうかについてはよくわかりませんが、勉強しないと長期投資でも長続きしないという気はします。
その3 永遠の初心者?
釣りはフナに始まりフナに終わり、長期投資は積立てに始まり積立てに終わる。
そんな、あなたは、永遠の初心者。
二つのパターンがあります。ひとつは、常に初心に返る謙虚な姿勢があるからこそ、じっとガマンのバイ・アンド・ホールドができるという考え方。もうひとつは、私の妻のように、ほんとうに投資に興味がなく、ほったらかしにしているケースです。ある意味達人です。
まとめ
以上、3つほどの観点で短く雑談してみました。
少し、マジレスするなら、結局は、仕事などと同様に「自己責任力」のレベルということになるのではないかと思います。どれだけ、自分の投資に責任が持てるかの度合いです。
とは言え、長期投資は、初級者・中級者・上級者が相反せず、同じ高みを目指してともに旅するプラスサム。その点が、ゼロサム(マイナスサム)ゲームとはちょっと違うのですね。
当ブログとしては、多くの仲間が増えることを願っています。
拙著へのご書評ありがとうございます!
たくさんのご書評をいただいております。本シリーズは、御礼方々、いただいたご書評からお題を頂戴して書き綴るシリーズです。ご書評は、こちらのエントリーにまとめておりますので、ぜひ、見てくださいね。
コメント
投資の初級者、中級者、上級者をうちの個人的な見解で述べると・・・
初級者・・・金融リテラシー無し、リスク管理無し、家計フロー把握無し
中級者・・・初級者をクリア
上級者・・・中級者をクリア。投資に時間を取られずに仕事、余暇を出来る方。
ってな感じかな。うちも何回か述べましたが投資は所詮副業に過ぎず、投資をすることで本業の仕事に支障をきたすのは本末転倒です(リスク管理が甘い)。
では、うちはどのステージかと自己分析は・・・
「上級者」です!とは自信過剰かなw でも自分の考えを持って自己評価してるんでいいと思います。
目下の悩みは仕事が忙しくて平日の帰りが遅いのでそれがどうにもならんので大変です・・・。
投稿: くまさん | 2018年10月21日 (日) 10時53分
>くまさん様
コメントありがとうございます。
ちなみに、私は、「永遠の初心者」です。
仕事のレベル付けをするなら、おそらく、仕事に対して時間を費やす価値を感じられる度合いにあると考えています。
投稿: NightWalker | 2018年10月21日 (日) 11時50分
また遊びに来ました。
先日セゾン投信のセミナーがあったので、堅実な若者を誘って行ってきました。セミナーでは「長期、積立、分散」「積立NISA」のアドバンテージが熱く語られ、自社製品の説明は配布資料のみ。安定の運用にファンが多いんでしょうね。定期払い出しも計画中だそうで、資産管理が出来なくなった日に備えて、最終的にはこっちにシフトして、初心者で終わるっていうのがいいと思っています。
若者にはここの安定の運用と、Slim シリーズ手数料の安さと、積立NISAが出来る証券会社の使い心地を良く考えてみてねって、伝えました。
投稿: M | 2018年10月21日 (日) 14時15分
>M様
コメントありがとうございます。
>最終的にはこっちにシフト
最後は「初心者」。
私もそう思います。
そう言い切れる商品がないのが実情です。今後に期待です。
投稿: NightWalker | 2018年10月21日 (日) 17時11分