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2018年10月 8日 (月)

米国債金利の推移 1962-2018

突然ですが、米国債金利の長期の推移を見てみたくなったので、グラフを描いてみました。参照元は、FRBサイト

米国債金利(10年)の推移 1962-2018

20181008

まとめると
  • 1980年頃まで、金利急上昇(債券価格は低下)
  • 1980年〜最近まで、金利だだ下がり(債券価格は上昇)

となります。

長期潮流の前には、メディアを賑わす最近の金利の動きは、小さな動きにしか見えません。

ただ、今の米国金利(及びそれに準ずる先進国金利)は、歴史的に見ると(とはいっても、たかだか60年ではあるが)低い水準であることはわかります。

金利の動きから投資スタンスを変えられるのか?

時折、「米国金利の上昇で、どこかがパチンと来るに違いない」「ショックは近いので備えろ」みたいな話が聞こえます。

私としては、素直に株式市場がパチンといくというより、思いもよらない何かがが崩壊することの方がこわい感じがしますが、仮に米国金利が何かのトリガーを引くとしたところで、そんな潜在的な経済的な歪みが何なのかなんて、わかりません。ひそかに知っている人だって、絶対教えてくれないと思います。私のような素人が知ることは到底不可能なわけです。

あるいは、それは懸念に過ぎず、更に10年くらい、ゆるやかな上昇を続けて、天災は忘れた頃にやってくるのかもしれません。

平凡な私には、どう転んでも、しばらくはやり方を変えなくてすみそうな

  • 株式の長期保有によるリスクプレミアムの抽出
  • 短期資産とのリバランスによるリスク調整
という、シンプルかつフラットなスタイルが向いているようです。

余談

今回、ブログ始まって以来、たぶん初めて、米国債金利の長期推移をグラフにしてみましたが、FRBのデータサイト、いいですねー。ありとあらゆる種類の債券の金利のデータがあって、あっさり、csv形式等で落とせます。当然、英語なので、サイト構造が少々わかりにくいのが、私にとっては難点ではあります(^^;)。

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