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2018年9月 2日 (日)

新しい金融サービスや商品ができたときに考える2つのポイント

世の中は、日進月歩。次々と、新しい魅力的な商品やサービスが生まれます。我らが個人向けの金融の世界でも同じです。優遇金利にポイント付与サービス。これらが続く限り資本主義は大丈夫なんだろうなーと思ったりもするわけですが、私が気をつけているポイントが2つあります。

その1 あわてない

かつてのネット証券の黎明期、楽しくなって、次々と口座を作ってしまったり、新しい商品に飛びついてしまった私の反省です。この反省は、下記のエントリーと、その中にある過去のエントリーに記されていますが、

私の経験をひと言で言えば、

  証券口座は、ひとつもあれば十分だ。

です。

そのくらい、ネット証券のサービスは成熟していますし、ある会社がある画期的なサービスをやれば、往々にして、ほどなく対抗手段を取って来るものですしね。あ、カードも同じです。ひとつカードを作ったら、ひとつカードを解約するくらいの手間を惜しんではいけません。(いまだあわてる私の反省です)

その2 キャンペーン

もうひとつは、キャンペーン系。そのサービスが有期限であると明確にわかっているとき、あるいは、有期限になるかもしれないサービスであるときです。そのために新しい口座を作ると、上記で述べたように、後で口座の残骸が残りかねません。

もちろん、今、自分が持っている口座で、そのようなサービスが展開された場合は、一考の余地があります。

しかし、たとえば、退職金優遇金利キャンペーン。退職金目当てに銀行が優遇金利を付けますよ、って言って下さるわけですが、よく見ると優遇期間が3ヶ月だったりします。その後は、銀行品質の低金利。お金を移動するストレス、銀行にたくさんのお金を預けて勧誘を受けまくるストレスを考えると、これまた一考が必要です。長期投資と同じく、

  何もしないが吉

かもしれません。

以上、自省と自制の「新しい金融サービスや商品ができたときに考える2つのポイント」でした。

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コメント

クレジットカードもですが証券口座も貯まっていきます。うちは証券会社5社の口座がありますね。10万円以下無料など住み分けはありますが、どこも一長一短があって整理が付かないです。

 管理の面では少ないほうが有利なので1社は2年前に解消しました。カードも使わないのは解約済みです。管理の手間は少ないほど良いですね。

投稿: くまさん | 2018年9月 2日 (日) 00時14分

>くまさん様
コメントありがとうございます。
>一長一短
50歩100歩と考えてみてはいかがでしょう?

投稿: NightWalker | 2018年9月 2日 (日) 00時26分

楽天証券のアフィ稼ぎの内容が
著名ブログに多数あることが残念です。
本質に踏み込んだブログはあまりないですね。

投稿: | 2018年9月 2日 (日) 11時14分

楽天証券、投信積立、1%ポイント還元。
この発表を見て、つみたてNISA口座をsbi証券から楽天証券に変更せねばと、楽天証券、楽天銀行、楽天カードの3種の神器を急いで揃えようとしている、まさに私に問いかける記事でした(^_^;)

投稿: 私です | 2018年9月 2日 (日) 11時24分

みなさまコメントありがとうございます。
>?様
うーん、本質が何か。
なお、本文中には、特定の証券会社さんの名称は書いておりません。念のため(笑)。みなさまの御心に映るサービスを当てはめて頂ければと。

>私です様
>楽天証券、楽天銀行、楽天カードの3種の神器
今から始めるなら、3種の神器のひとつなのかもしれませんね。

投稿: NightWalker | 2018年9月 2日 (日) 13時05分

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