アーリーリタイアへの道 マインドセット編
アーリーリタイアするには、もちろん、経済面での裏付けが必要ですが、やはり、大きいのが精神面です。
はじめに
アーリーリタイアというのは、私が思うに、実にアウトロー。
まだ、働いて稼げるのに、それを放棄してしまうわけです。金銭面だけ考えるに合理性に欠けます。特に、40代半ばころになってくると、自分の労働価値や、仕事による自己実現の道筋(折り合いの付け方)なんかも見えてきますし、オトナとしての合理的判断力が身につきます。
となると、やはり、何かが必要です。私の場合は、
風来坊的性格 > 経済的合理性(別名:分別)
でした。
私は、全くもってそんな人間だったわけですが、そういう個性というのは、オトナになってからできたわけではなく、やはり、若い頃に身についています。で、先日、ふと気が付いたのは、若い頃に聴いた歌の中の言葉が影響を与えているなあ、ということ。てなわけで、今回は雑談。ちょっと書いてみます。
その1 つまらない大人にはなりたくない
佐野元春さんの「ガラスのジェネレーション」に出てくる言葉。
これは、当時、けっこう、衝撃を受けたんですよね。そもそも、つまらないオトナって何なのか、どんなオトナが、そうじゃないのか。で、その後ずっと考え続けて至ったのが、「オトナになった時、若い人から、こんなオトナならなってもいいかなと思われること」。しかし、気付いたときには、もうオトナになっちゃっていて、「時すでに遅し」でした(^^;)。
その2 鎖につながれておまえは生きるのかい
矢沢永吉さんの「鎖を引きちぎれ」に出てくる作詞、山川啓介さんの言葉。
この後、「あきらめた顔のまま、老いぼれてしまうのかい、汗も流さないで」と続きます
この、「汗も流さないで」というところに、ちょっと、ぐっときて、その後、サラリーマンとして、かなり主体的に「汗を流す」ことになったのでした。「主体性を持って取り組めば、サラリーマンでも自由になれる」と私が思うようになった源流のひとつでもあります。
その3 風に吹かれてみませんか
Charさんの、その名もFree Spiritというライブアルバムに入っている「風に吹かれてみませんか」という曲のタイトル兼歌詞です。
「何をあわてているのか」「わき目ふらずまっしぐら」でもいいけど、満員電車くらい「降りる人が降りてから乗ったらどうでしょう」とか、「課長部長になりたきゃなればいいけど」「たまにゃ 風に吹かれてみませんか」という感じ。
これを聴いたときは、高校生だったと思いますが、それでも、わかるオトナの情景。
かくして、私の心の価値観は醸成されていってしまったのでした。
以上、今回は、雑談エントリーでした。
コメント
はじめまして。
間も無くイデコ始めるもので、webサーフ(死語?)して調べものをしていてたどり着きました次第。
元春の唄 は、「ステキなオトナになろうぜ」という裏返しのメッセージだと、拙者は思っておりました。
投稿: 傘張り浪人 | 2018年10月28日 (日) 20時38分
>傘張り浪人様
はじめまして。
>「ステキなオトナになろうぜ」
そうですよね。でもって、問題は、何がステキかってことなんです(笑)。
投稿: NightWalker | 2018年10月29日 (月) 00時05分