3つの投資本
先日つみップに参加したエントリーを書きましたが、もうひとつ発言したことがあったので補足エントリーです。
3つの投資本
投資本はどんなのを選んだら良いか?というような質疑の流れで、私が発言したのは、長期投資家が参考にすべき投資本と言っても、思うに3つあるという話です。
(1)理論的な本
(2)制度を説明した本
(3)カジュアルな投資の説明本
私が思うには、最初は、(3)の本を選ばないと挫折しちゃうような気がするんですよね。もちろん、頭から入る理論派や事実をはっきりさせたいリアリストの方もいらっしゃるかもしれませんが、ロマン派とか印象派もいるわけで。
・・・・って、書いてて、なんだかよく判りませんが(笑)、たとえば、同じ山崎先生の本でも、(1)(2)(3)と3つのパターンがあります。
(1)の例
(2)の例
(3)の例
てな具合です。 あと、つみップのその場では、カジュアルな本の代表として、水瀬さんの本も推薦しました。
金融庁アンケートのオススメ本がオススメ
カジュアルと言っても本のスタイルに過ぎないので、レベル感含めて、いろいろあります。日本の本か外国(多くは米国)の本か?、初心者向けか中級者以上向けか?、啓蒙的な本かノウハウ本か? このへんは、感性もからむので、本屋さんや図書館で手に取ってみるしかないような。
つみップでは、金融庁でアンケートを採ったオススメ本が良いという意見が出ていました。私もそう思います。
以上、補足エントリーでした。
レベルゆるめの拙著です↓カジュアル系です↓
コメント
うちは正直(1),(2)の本は必要ないと思ってます。仙人さんや水瀬さんの本を読めば必要な事は書いてあります。理論的な本を読んでも有効に活用できると限らないし、制度を利用した儲けの方法(他の誰もが知らないような)もないでしょう。
一般の普通の人にとってはややこしい理論覚えるよりもコストの安いインデックスを積立で買う事に専念して、節約し、まじめに仕事をやる事がベターだと考えます。だって収入の一番多いのは給与のはずです。投資はあくまで「ついで」なのでそれに割く時間は少なくて当然です。
山崎元さんの著書の題名借りれば「投資バカ」にならないように適度な距離を置く事が肝要と思います。
投稿: くまさん | 2018年9月29日 (土) 22時12分
資産運用を始めようと思いはじめた時に、ちょうどこの本が出ました。
新しい株式投資論―「合理的へそ曲がり」のすすめ (PHP新書)
株式についての基本的な理解のなかったわたくしにとって、
幸運であったと思います。
その人、その時、ふさわしいものに、人は出会うのであると、
振り返って思います。
ちなみに 別の本ですが、
よく分散すれば20銘柄弱で、ほぼインデックス的な挙動になるとの説明に勇気を得て、
日本株は個別株式を保有しているところです。
最近は、少しづつキャッシュの比率を高めていくます。
投稿: ぐうたらシニア | 2018年9月29日 (土) 23時05分
みなさまコメントありがとうございます。
>くまさん様
人にもよりますが、これらは、補完する関係にあると私は考えています。
たとえば、拙著では、制度については書き切っていませんので、実際に利用するには、ネットを使うなり、本なりで、勉強しないといけません。DCは出口での節税対策とか面倒ですから。
理論もしかりで、ここがわかってないと、どこかで腹落ちしないところが出てくる人もいると思うのです。
>ぐうたらシニア様
貧乏人のデイトレですかね? 分散が効く組合せって言うのがポイントですね。ただ、個別株の場合は、選んだ銘柄のアニュアルくらいは読み続けて、変化を見ていかないと危ないですよね。バイアンドホームワーク。私は、これがめんどくさくなり、止めました(^^;)。
投稿: NightWalker | 2018年9月29日 (土) 23時28分