2018/9末のポートフォリオ
2018/9末のポートフォリオです。
2018/9末のポートフォリオ
今月、マーケットは、リスクオンになったような気配ですが、こと私のポートフォリオの比率は、特段大きな変化はありません。毎度、言っていますが、リスク資産比率で見ることが重要なんですね。しつこいようですが、本来、「全金融資産から見たときのリスク資産の比率」が重要ですが、上記は、諸事情により、「運用資産におけるリスク資産比率」になっています。
アーリーリタイアの生活費
さて、その「全金融資産から見たときのリスク資産の比率」は、式にすると、私の場合、おおまかには次のような構造になっています。
(リスク資産額) / ((運用資産額) + (年金受給開始までの生活費))
(年金受給開始までの生活費)というのが、このブログをお読みであろう多くの働く資産形成世代のみなさまには無縁、ないしは、防衛機能発動状態の生活防衛費に相当する考え方です。レイト・アーリーリタイアであった私は、年金受給開始までの期間の短さから、思いっきり安全サイドに振りきっています。全額「短期資産(ネット銀行の定期預金など)」で、これが全金融資産に占める割合は、けっこう大きなウェイトなのです。
当然、(年金受給開始までの生活費)は使っちゃいますから、だんだん減っていきます。「全金融資産におけるリスク資産の比率」をA、「運用資産におけるリスク資産比率」をBとすると、
- 今→ A<B なるも、じわじわ差が縮まっている。
- 年金受給開始時 AとBが、ほぼほぼイコールになる予定。
みたいな単純な構図です。
年金収入すらない今の私は、年金生活者になった時よりもリスク許容度が低く、年金生活者が近付くにつれ、じわじわと、もとのリスク許容度に戻っていくと、自分のリスク耐性を読んだわけです。
アーリーリタイア生活とリバランス
とはいえ、(年金受給開始までの生活費)には、多少のマージンがありますから、その分は、少しずつ運用資産に投下するという考え方で、こんな具合です↓
<リスク資産比率が上昇したとき>
→多少のマージン分を、運用資産の無リスク資産に投入
<リスク資産が低下したとき>
→多少のマージン分と無リスク資産の中から、相応分をリスク資産に投入
非常にゆるやかにリバランスを考えています。リスクオンの兆候が見える今のスタンスは、前者ですね。
ただ、どの程度の余裕ができるかは、サラリーマン時代に比べ、不確定度大。大好きだったドルコスト作戦は取れないのが、ちょっぴりさみしい今日この頃です。
このシリーズ、ポートフォリオを肴に、つらつら、つれづれ書いていますが、今回は、「アーリーリタイア生活と私のリバランス」とでも題した方がよかったような妙に分厚いエントリーとなってしまいました(^^;)。
コメント
うちの9月末は現金比率(国内債券に充当)34.5%、日本株47.5%、外国株5%、その他12.5%となりました。前月比現金変わらず、日本株、外国株は比率上昇です。株高がそのまま表れた形でしょうか。期末も終わったので時期を見て投信の利益と株式の損益通算(赤だし)を行うので日本株の比率は下がる見込みです。
家のリフォームが予定されてるので現金が必要になるので当面はスポット購入は避けて、積立を継続する見込みです。
投稿: くまさん | 2018年9月30日 (日) 12時39分
>くまさん様
コメントありがとうございます。
目標ポートフォリオに対してどうかと言うことなのですが、くまさん様は、いかがでしょうか。
投稿: NightWalker | 2018年9月30日 (日) 23時25分
うちは今の積立状態で2034年に定年を目指し現金(国債に該当)17%、日本株36%、外国株47%となるようにしました。
少々ややこしいのですが、定年時にこれだけお金を貯めたい、それにはこれだけ積立をして、期待リターン3%で行くとこの金額になる・・・。で積立金額を決めました。
貯めたい金額を決める→期待リターンを基に積立金額を決める、の流れになってます。
1.期待リターンは3%と低めに見積もる。
2.毎年リスク許容度を算出する。
3.外国株はインデックスで積み立てる。
4.計画なので半期に一度は見直しをする。としてます。
日本株のウエートが大きいので、目標ポートフォリオを作って積立を行うのはちょいと無理があるんで、このような感じで考えてます。
投稿: くまさん | 2018年10月 1日 (月) 20時55分
>くまさん様
>外国株47%
現状、外国株5%とのことですから、長期戦ですね。ご健闘をお祈りしております。
投稿: NightWalker | 2018年10月 2日 (火) 00時19分