金融リテラシーを身に付けるコツ
エルさんから、拙著にご書評をいただきました。ありがとうございます。
エルさんからは、
金融リテラシーがあれば「ある金額のお金があって、大丈夫と思えるかどうか。」が判断できますが、このリテラシーがなければ、いつまで経っても「お金が足りない。どうしよう」状態が続きます。
というところに注目していただきました。
そんな金融リテラシーを身に付けるコツをひと言で言うなら、
自分なりに単純化する。
これに尽きます。
金融リテラシーを構成する要素は、実にたくさんあります。税制、社会保障制度、キャッシュフロー管理、投資、保険・・・・。
蓄積された知識がだんだん単純化される
たとえば、投資。私の場合は、インデックスファンドを買うことに収束して行き、リスク資産と無リスク資産の比率に尽きると言う考え方が基軸となりました。
保険は、損保以外、入らないこととなりました。
節約も、生活をシンプルにすることが、極意の中核です。
また、人生のコマを進めていくことで、必然的にシンプル化されるものもあります。たとえば、教育費なんかが、そうです。私の場合、アーリーリタイアしてしまったので、サラリーマン稼業の付帯支出もなくなりました。年金も、まあ、そうかな。いろいろありますね。
人生を最大限に使うために必要なこと
私の経験で言えば、アーリーリタイアのような大きな人生の分かれ道だって、選ぶのは一瞬でしなければなりません。考え込んだらチャンスは逃げてしまい、二度とやってこないのですから。でも、モロモロの諸事情や知識が、単純化されて自分の中に残ることで、「シンプル」かつ「すばやく」判断することができるようになるんですね。
少ないお金で、大きな人生。人生を最大限に使うために必要なこと。それこそが、他人に与えられたものではない「自立した」智恵と勇気だと私は思います。
注意すべきことを上げるとしたら、最初から単純化しないことでしょうか。自分の中に蓄積されたいろいろな素養があるからこそ、単純化した知識が輝きを増すような気がします。
拙著へのご書評ありがとうございます!
たくさんのご書評をいただいております。本シリーズは、御礼方々、いただいたご書評からお題を頂戴して書き綴るシリーズです。ご書評は、こちらのエントリーにまとめておりますので、ぜひ、見てくださいね。
コメント
「金融リテラシー」とは、金融に関する知識や情報を正しく理解し、自らが主体的に判断することのできる能力であり、社会人として経済的に自立し、より良い暮らしを送っていく上で欠かせない生活スキルです。by日本証券業協会。
考えた事もなったなぁ。でも、日頃実践してる事はありますね。
1.儲かる話は他人に教えない・・・マンション投資など勧誘がありますが、儲かるなら自分でローン組んでも行います。リスクを買い手に求めて手数料を取る形態です。
2.節約に勝る投資なし。返済に勝る投資なし・・・節約は誰でも行えます。5万円の商品を4万円で買えれば25%節約。投資で25%は結構キツイです。5%のローンがあるなら返済優先したほうがいい場合もあります。ローン組む位なので借入金も大きいハズです。300万円で5%なら15万円。さっさと返済したほうがいいでしょう。
投稿: くまさん | 2018年8月 7日 (火) 22時54分
>くまさん様
コメントありがとうございます。
知識はいろいろですが
>自らが主体的に
ここが大事だと私は思っています。
投稿: NightWalker | 2018年8月 8日 (水) 00時14分