サラリーマンが拾える黄金の羽根は案外ある?
しふぉんしゅぎさんから、拙著にご書評をいただきました。ありがとうございます。
サラリーマンが拾える黄金の羽根は案外ある?
しふぉんしゅぎさんから「サラリーマンが拾える黄金の羽根は案外あるのでは?」とのご指摘がありましたが、「割増退職金」は、私にとっては、たしかに「黄金の羽根」でした。
お金を大きく増やそうとするなら、何か普通じゃない「やりかた」や「できごと」が欲しいところです。そんな中に
黄金の羽を拾う。
があります。
黄金の羽根は時代によって変わる
黄金の羽根とは、社会や組織の歪みから生まれます。そして、社会の歪みというのは、常に修正されていきます。
たとえば、「早期退職勧奨」というのは、時代が生んだ企業のピラミッド構造の修正の過程で出てきた荒技のひとつですが、さすがに、そろそろ、終わりを告げるのではないかと思われます。私が拾った黄金の羽根のパターンは、次の世代には拾えなくなっちゃうわけです。
ただ、世の中というのは、常に新たな歪みを生ずるものなので、また、新しい黄金の羽根が生まれてくるのではないでしょうか。
黄金の羽根を見極める能力を磨く
「歪み」によってもたらされる黄金の羽根は、往々にして不幸の色をしています。私の退職勧奨にもそうでしたが、拾いたくない、あるいは、自分には関係ない、拾えないと思ってしまいがちなところにあったりします。
しふぉんしゅぎさんには、「偶然をうまく活かした」とご指摘いただきましたが、まさにその通りです。
ある日、偶然に黄金の羽がひらひらと舞い落ちて来ることがあるかもしれません。最後は、直観力、といってしまえば、それまでなんですけどね。
拙著へのご書評ありがとうございます!
たくさんのご書評をいただいております。本シリーズは、御礼方々、いただいたご書評からお題を頂戴して書き綴るシリーズです。ご書評は、こちらのエントリーにまとめておりますので、ぜひ、見てくださいね。
コメント
うちの会社はリーマンショックから業績が落ち込んでて、東日本大震災の際に工場の一部の人間を埼玉の工場へ移動させる事になりました(6名)。当時はロボットのオペレーター兼検査業務やってましたが、移動の際に上級検査の資格を取りたい旨上長に了解を得て移動しました。
埼玉の工場ではオペレーターのスキルが上昇、上級資格も合格(正確にはいわきに戻り実技合格)。3年後、いわき工場へ戻った際は、ロボットの事なら大概大丈夫、上級資格で貴重な人材と変化しました。
工場では移動は拒否の方が多かったですが結果として仕事のスキルアップに繋がりました。人間どのように道が繋がるか分からないものだと思う次第です。
投稿: くまさん | 2018年8月25日 (土) 00時16分
>くまさん様
コメントありがとうございます。
人間万事塞翁が馬ですね。
前に進む気持ちがあれば、結果オーライです。
投稿: NightWalker | 2018年8月25日 (土) 00時32分