トルコ・ショック?
市場が、少々、ばたついています。トルコ・ショック・・・・なんですかね。
長期投資のために その1 リスク資産比率
今回は、新興国通貨と言うことで、株式クラスへの影響は間接的な感じでしたから、気にしていないという人も多いかもしれませんが、急落に対する対応が長期投資の成否を決めます。たまには急落のことを思い出してみるのもいいかも、ということで、気になった方は、下記、まとめエントリーを参照してみてくださいね。
ポイントは、毎度おなじみ、「リスク資産の比率が適切か」です。拙著にもこれでもかと書いております。
長期投資のために その2 組込比率
米国発のトルコショックということなんですけど、すでに、新興国通貨は不調なので、個人的には、「ああ、やっぱり」くらいの反応です。でも、これは、ちょっとびっくりでした↓
気をつけるべきは、今が、新興国通貨(債券)の買い場、
ここぞとばかり新興国債券を増やしてしまいたい!
という衝動です。よくある逆張りの発想ではありますが、基本その2は、「資産設計で決めた組込比率」なのですね。
真冬のサマータイム
私は、必ずしも新興国債券を組み込むべきではないと言っているわけではありません。組込比率を変更して増やす場合も、市場が、ホットな今ではなく、落ち着きを取り戻したときにすべきじゃないかと考えています。
夏場の暑さで、あわてて、サマータイムを検討するような発想法ではなく、「真冬のサマータイム」。長い期間、お付き合いするポートフォリオは、そんな感じでクールに考えたいですね。
コメント
長く相場とお付き合いしてると、何とかショックに度々出会います。トルコという国がどこにあって、通貨はリラで親日国くらいはみなさんご存じでしょうがそれ以外はあまり分からないのが現状かと思います。うちもその程度です。
正直どのくらい影響があるか分かりませんが、現金以外はどんな資産も影響を受けるのでジタバタせず静観するのが一番ですね。
昨晩、寝る前に自分のリスク許容度を振り返りました。リターン、リスク、年間最大損失額を計算して「ああ、こんなものか」ということで安心して寝ました(笑
投稿: くまさん | 2018年8月16日 (木) 07時23分
>くまさん様
コメントありがとうございます。
>現金以外は
厳密に言うと、物価(インフレまたはデフレ)を通じて影響があるのですが、リスク許容度のバックを支える現金比率は重要ですね!
投稿: NightWalker | 2018年8月16日 (木) 15時36分