会社員から卒業できる力
先日のつみップでもお会いしたFP-Misakiさんから、拙著にご書評をいただきました。ありがとうございます。
会社員から卒業できる力
FP-Misakiさんからは、「卒業」という言葉をいただきましたが、まさしく、私のアーリーリタイアは、これでした。まあ、シチュエーションは「退学」ですけど、気持ちは「卒業」。
この背景にあるのは、「一億総中流時代の終焉」「終身雇用制度の崩壊」などですが、思うに、これらは、そもそも永続不可能なシステムでした。それまでのニッポンが、異常に好状態だったわけです。で、ジャパンアズナンバーワンなんて言われていい気になっていたら、一気にこけたという話です。
そして、20年近く前、アラフォー時代の私は、まわりを見渡してみて、こう、思ったわけです。
- サラリーマンとしていけるところまで行こう。(その方がトク)
- 行き詰まったら、やめちゃおう。(その方がトク)
この大きな潮流の変化は、少しずつ、起きていきました。気が付いていれば準備の時間は、十分にあったんですね。
自立心を養うための助走
会社から退職勧奨された場合の定番の助言として、「うっかりイエスといわないようにしよう。戦おう。」というのがありますが、私は、「これ幸いでやめちゃおう」って思ってしまったんですよね。
そこには、裏付けのある自立心がありました。そして、裏付けはいきなりはできません。大いなる助走の期間があったのです。私の場合は、次の二つでした。
- 働いて自立心を身に付ける。(20代〜30代)
- 投資経験の中で自立心を身に付ける。(40代〜)
この中で、モロモロを身に付けて行けたのは、ラッキーだったなあ、と思っています。
やはり、どうせ「会社員を早めに卒業」するのなら、被害者意識みたいなのではなく、自立心、独立心の発露として行動する方が良いと思うんですよね。
拙著へのご書評ありがとうございます!
たくさんのご書評をいただいております。本シリーズは、御礼方々、いただいたご書評からお題を頂戴して書き綴るシリーズです。ご書評は、こちらのエントリーにまとめておりますので、ぜひ、見てくださいね。
コメント
表題からちょいと外れるかと思いますが・・・。
うちの会社も13年の東日本大震災の際、受注減って一部の人員を埼玉県の工場に転勤の話が出ました。全員と面談して最終的に6名(うちを含めて)移動となりました。1人は転勤前に退職。2名は転勤先の工場で退職。1名はそのまま向こうで勤務。うちを含めて2名が3年の勤務を経て戻りました。
転勤の際、工場長は建前として向こうで技術を習得して欲しい、と述べてまして、うちもどうせなら上位検査資格の取得をさせて欲しいと条件出して資格取得出来ました。また、当時はロボット溶接をやってましたが、現地では役に立たない事が分かり向こうで技術を盗んでパワーアップしました。
井の中の蛙大海を知らず、という諺がありますが、
1.慣れた環境だとなかなか伸びない。
2.教わっては伸びない(忘れる)、自分で苦労して覚える。
が個人的には思いました。
「会社員から卒業できる力」→「スキルを伸ばす力」と置き換えると
上記の1,2が大事かなと。何せうちらは仕事してお金を得る事が第一なので。
因みにうちは埼玉転勤半分喜んでましたw 何せ向こうはお城たくさんあるもんで・・・。転勤翌日には「箕輪城」(武田信玄の侵攻を幾度も撃退した名城)を見に行った程で(笑
いろんな環境を楽しみましょ~
投稿: くまさん | 2018年8月15日 (水) 05時47分
>くまさん様
コメントありがとうございます。
>いろんな環境を楽しみましょ~
なにごとも前向きな方がおトクですね!
投稿: NightWalker | 2018年8月16日 (木) 00時34分