人によって必要な資金は違う
日経さんです。
はじめに
本記事では、リタイア後の資金計画について、いくつかの視点を提供してくださっています。
- 資産形成比率
- 目標代替率
- 退職後生活年数
さて、本エントリーでは、アーリーリタイア後の私の場合、これらが、どうだったかについて、ちょっと書いてみたいと思います。
私の場合
(1)資産形成比率
- 正直、生涯トータルでは、よくわからない。
- アラフォーくらいまでは、持ち家、ローンの繰上返済などで、作ったお金は使ってしまったので、資産形成比率はトータル0%と言えなくもない。
- リタイアのための資産形成は、40代以降だが、子どもの教育費がかさむ時期や、さらにローンの繰上返済があったので、形成率は、ばらついた。
(2)目標代替率
- 全体では、たぶん40%程度。ベーシックコストだけを見ると、100%
- 記事では70〜85%。という研究結果があるらしいが、私の場合は違った。
- 早期退職直前は、ちょうど、ローンや教育費、仕事に付帯するお金が大きかった。
(3)退職後生活年数
- 60歳まで働いた人に比べると、+6年くらい。仮に60歳から90歳までが老後だった場合と比べると、たかだか、2割増しに過ぎない。(ただし、この+6年は、値千金に思える)
感想
- 人生は、山あり谷あり。頑張るときとそうでない時があるように、蓄財できるときとできないときがあり、計算しきれなかった。
- 人生は、いろいろ。未来はわからないので、目標代替率は、計算しきれなかった。
- 私のようなパターンだと、退職後生活年数には、大きな差が出ない。そして、いつ死ぬかはわからない。
ひと言で言ってしまうと、記事の中の見出しにあるように、
人によって必要な資金は違う
です。
そして、この状況が、20〜30代の私に計算できただろうか、というと、できなかったのではないか、と思うのです。
そんなこんなで、私の場合は、いくら必要だ、と考えるのではなく、ざくっとまとまったお金をつくっておいて、それでなんとかするしかない。つまり、「あるお金で生きる」というような考え方になってしまったのでした。
コメント
資産運用で株式や投信を運用してますが、ちょいと前に老後の資金っていくら必要なのかな?と今更本気に考えました。
公的年金、会社のDC、自分で運用してる資産を合計して60歳定年で90歳まで生きると仮定して、25万円/月の生活費は確保出来る(だろう)との試算になりました。
積立投信やり過ぎて生活が圧迫されるのも本末転倒ですし、資産運用過少もマズいです。目標金額を決めて、それに沿うように計画を立てる事が大事だと思いました。
投稿: くまさん | 2018年8月27日 (月) 21時00分
>くまさん様
コメントありがとうございます。
>やり過ぎて生活が圧迫されるのも本末転倒ですし、資産運用過少もマズい
ライフワークバランス、消費と蓄財のバランス、なにごともバランスが大事ですね。
投稿: NightWalker | 2018年8月27日 (月) 23時53分