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2018年8月30日 (木)

私が日本株と外国株の比率を決めたもうひとつの理由

私の株式クラスの資産配分は、日本株が半分くらいです。以前、下記エントリーでは、テクニカルな側面、最小分散指向で半分にしたという話を書きましたが、もうひとつ理由があります。書こうと思ってすっかり忘れてました(^^;)。

私が日本株と外国株の比率を決めたもうひとつの理由

私が日本株の株式クラスに占める比率を半分くらいにしているもうひとつの理由。それは、けっこう、ベタですが、

 日本にも育って欲しいから

です。

私が、投資を始めた2000年頃は、まずは、日本株の個別株。日本比率100%でした。これは、リテラシーの欠如によるもので、ネット証券に並ぶ商品を見ていて、すぐ、世界分散の重要性に目覚めた私は、徐々に日本株の比率を下げていきました。

そして、インデックス投資家的思考の常として、時価総額型の考えで行こうと思うようになり、一時は、8割は外国株でいいか、と思うようになったのです。とは言え、一気に増やすと言うことはなく徐々に、つまり、ドルコストで外国株を買い足すかたちです。そうこうしているうちに私は、このブログを始めました。

ニッポンはけっこう優秀

そんな10年以上前のある日のことです。

ブログ、梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーを運営する水瀬ケンイチさんにお誘いいただき、梅屋敷商店街で、今をときめく投信ブロガーのみなさま(当ブログの右サイドバーに殿堂入りリンクのみなさま)にお会いしたのです。で、お話して、もっとも強く感じたこと。それは、みなさん、すごく優秀で、教えられることや気付かされることがいっぱいあったことです。

みなさん、私より一回り以上、年下の方々だったのですが、私はこう思いました。

 こんな優秀な若者たちのいるニッポンがダメになるはずがない。

ふと、会社の後輩たちを見ても、優秀な人が、いっぱいいるのです。

単純思考の私は、バブル崩壊後から続いていたデフレマインドが、いきなり逆回転。

かくして、ホームカントリーバイアスならぬ、おとうさん(おかあさん)バイアスで、日本を完全にはあきらめず、半分くらいは残しておくことにしたのでした。

私が、投資というのは、「儲けよう」ではなく「育てよう」だと言ったりしているのも、そんな「おとうさんバイアス」が働いている面もあるのかもしれません。

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コメント

うちの場合は、ほぼほぼ日本株のポートフォリオになってます。インデックス投の割合増やしてますが、日本株の絶対量が多いので17年かけて1:1にする計画です。株主優待目的での保有が多いので、倒産とかなければこのまま保有って事になります。
まぁ、他所の方からみれば、アホールドって言われそうですが・・・。

投稿: くまさん | 2018年8月30日 (木) 21時25分

>くまさん様
コメントありがとうございます。
17年!長期計画ですね〜。

投稿: NightWalker | 2018年8月30日 (木) 23時52分

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