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2018年7月14日 (土)

パッシブファンドは拡がっているのか?

モーニングスターさんです。

記事の概要

記事には、3つの図があります。

  • パッシブファンドの純資産額は増大し、本数も増えた。
  • ファンド1本あたりの純資産総額は、アクティブファンドと同等になった。
  • 純資産額のシェアは、特に確定拠出年金、ラップ口座が拡大した。

これらを見ると、パッシブファンドも成長したなと思う反面、まだまだこれからなんだな、とあらためて感じます。

その1 なぜかファンド1本あたりの純資産総額が小さい

アクティブファンドと同等になったと言っても、この10年で見ると100億円から150億円の間というところです。大きく伸びたわけではありません。正直、コスト命のインデックスファンドとしては、1桁は小さいのではないでしょうか。せっかく純資産総額が増えても、ファンドの本数が一緒に増えていってしまっては、追いかけっこです。

やはり、ファンドの数を増やさない、むしろ、統廃合して本数を減らし運用効率をアップして、低コストが合理的に実現するようになるべきなのではないでしょうか。もちろん、その過程で償還の苦しみはあるのですが、ここは、国がサポート(条件により、償還時の譲渡益課税の非課税化するなど)して欲しいところです。

その2 なぜかラップ口座のシェアが拡がっている

「ラップ口座は高いので止めておけ」「ロボアドバイザーは、ラップ口座の電子版」と考える当ブログとしては、極めて残念な状況です。記事では、

低コスト投資の裾野が確定拠出年金やファンドラップなどに着実に広がっている

と述べています。ひとこと言いたいのは、

 ラップ口座はちっとも低コストじゃない

と言うことであります。

また、確定拠出年金も企業型の場合は、会社が契約している運用管理機関によっては、高コストのインデックスファンドしか選べないこともある、という話を噂に聞くこともあります。

ここは、やはり、超ローコストのインデックスファンドが選べる一般向けのシェアが拡がり、その結果、パッシブファンドの裾野が拡がっていって欲しい。

もちろん、「当局が指導する」というシチュエーションも考えられます。しかし、私は、

  国民が最低限の知識を身に付けることで我が身を守る

という方向が正しいと考える派です。

いや、ほんとに、「ローコストの金融サービスを選ぶ」って、最低限の知識なんだと思うんですよね。

 

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コメント

NightWalkerさん、こんにちは。

ラップ口座が増えているのは退職を迎えた方々へ、有店舗の老舗証券会社や信託銀行の営業部隊が必死に売り込んだ結果でしょうか(汗)

ロボットアドバイザーは各社とも信託報酬が税抜き1%ぐらいで横並びですし、NightWalkerさんがおっしゃる通り「ラップ口座の電子版」ですよね。

せめて、税抜き0.5%以下になってほしいところですが、そのようなロボットアドバイザーが登場するのは、まだまだ先のことでしょうね・・

投稿: 眠る投資家 | 2018年7月19日 (木) 15時50分

> 眠る投資家 様
コメントありがとうございます。
誰が買っているんでしょうねー。
1%払うんなら、人間が話相手をしてくれるサービスの方がまだましかな、と思ったりもします。
米国では、もっと低い水準だと言う話も聞きますから、そのうち、値下がりするかもしれませんね。ただし、日本の場合は、民間主導では難しいかもしれません。

投稿: NightWalker | 2018年7月20日 (金) 00時26分

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