暴落の時に困ること
なるたくさんから、拙著にご書評をいただきました。ありがとうございます。
仕事に集中できることもインデックス投資のメリット
なるたくさんからは、拙著の特徴として、次の3点を上げていただきました。
- インデックス投資の基本が丁寧に書かれていること
- 本業を頑張ることを推奨していること
- ライフステージの考え方が書かれていること
そうなんですよね、本業なんです。なるたくさんがおっしゃるように「仕事に集中できることもインデックス投資のメリット」なんです。
インデックス投資の期待リターンは決して大きくはありませんが、手間暇がかからないので、投資以外の活動に時間を割けます。これが、インデックス投資の最大のメリットです。
つまり、投資の部分は分散投資でリターン抑えめですが、仕事の方は、集中投資でリターン全開。30代、40代という、一般的には働き盛りで労働生産性の高い時期にがんばって稼ごうというわけです。
暴落の時に困ること
暴落の時に本当に困ることは、リアル経済の悪化です。本業の方が、うまく行かなくなってしまうのです。収入減、離職を余儀なくされる、そうでなくても仕事が上手くいかずストレスが更にたまる、などなどです。私も、ITバブル崩壊、リーマンショックの時に困ったと記憶しているのは、私の中で自己完結するリスク資産の減少ではなく、実は本業の仕事の話でした。
私がリストラの対象になったのは、2015年でしたが、もし、これが、暴落で経済が悪化しているときだったら、ぐっとこらえたかもしれないなあ。もちろん、リーマンショックがあった10年前の10歳若い私には、「残りの人生が長すぎる」&「資産不足」で、拙著に書いた私のアーリーリタイアの3つの判断基準は、どれもクリアできなかったんですけどね。
拙著へのご書評ありがとうございます!
たくさんのご書評をいただいております。本シリーズは、御礼方々、いただいたご書評からお題を頂戴して書き綴るシリーズです。ご書評は、こちらのエントリーにまとめておりますので、ぜひ、見てくださいね。
コメント
うちは暴落時に困るのは現物株の買い物があり過ぎて現金足りないみたいな(笑 仕事はどっちかというと残業したくない派と仕事量が多いので残業傾向が強いので、リアル経済の悪化で残業減るのはあまり困らないかも。
リーマンショック時などは、バーゲンセールが来て資金が必要になっても余剰資金が銀行定期預金になってると解約するのが時間掛かったりするので困りました。
暴落に備えて買い付け資金は、「いつでも」使えるようにしておくことが肝要と思います。
投稿: くまさん | 2018年7月25日 (水) 04時00分
>くまさん様
コメントありがとうございます。
やっぱり、生活防衛資金とかキャッシュ比率がキモとなりますね。
投稿: NightWalker | 2018年7月26日 (木) 00時31分