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2018年7月 7日 (土)

長期投資のストレス

長期投資を続けるというのは、けっこうたいへんです。続けることに対してストレスがあるからです。今回は、そんな雑談。

ストレスその1 リスクに対するストレス

長期投資に対するストレスは、いろいろありますが、「持っているうちに不安になる。暴落に耐えられない。」というのが一番ありがちなパターン。これに対しては、1に管理、2に精進です。

(1)リスク資産を分散する。
(2)無リスク資産を「適度」に混ぜる。
(3)リスクになじむ(自分のリスク感とバランスを取る)

となります。この「適度」が難しく、精進、すなわち、「体感しながら体得する」しかないというのが私の実感です。サラリーマンを卒業するまでには身に付けておきたいスキルなのではないでしょうか。

ストレスその2 投資先に対するストレス

投資先に対するストレスもあります。そもそも、投資先が気に入らないと、投資し続ける気になりません。

たとえば、私は、インデックスファンドを買っていますが、中には、「インデックスって投資したくない会社にも投資しているから嫌」という方もいらっしゃるでしょう。「リターンの低そうな会社に投資しても仕方がない」とか、必ずしもリターンの低い会社とは限らないとしても「会社自体が嫌い」とかです。

そう言う方には、アクティブファンドという選択肢があります。

ストレスその3 ファンドの性格に対するストレス

というわけで、アクティブファンドを選んだりもするわけですが、そのうち、新たな不満がフツフツと沸いてくることがあります。(1)「最初は良いと思っていたが、知らない間に投資したくない会社に投資するようになった」とか、(2)「ファンドの規模が大きくなっても信託報酬が高いままで還元しようとしない」とか、です。(3)「ファンドマネージャーが変わってしまった」というのもあるかな。

こうなってくると、残るは、個別株という選択。

ストレスその4 銘柄選択に対するストレス

というわけで、株式投資の王道、個別株なんですが、最初は楽しかった銘柄選択が、めんどくさくなって来ることがあります(ありました)。四季報がかすんで見えてくるわけです。

となると、また、インデックスファンドやアクティブファンドに戻ることになります。

まとめ

結局、いかに自分が、ストレスを感じず長続きしやすい方法を選ぶかが大事な気がします。そんな中でも、共通するのが、最初のリスク管理でしょうか。

あと、ストレスの大きなモノとして、

  「貯まったお金を使いたい」

があります。

大志を抱いてガマンする・・・というのも、ストレスですから「ほどほどに使う」と言うのが、いいんじゃないかと思うのでした。

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