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2018年7月27日 (金)

ポートフォリオ決定の基本2ステップ

カン・チュンドさんです。

ポートフォリオ決定の基本2ステップ

インデックス投資を原理主義的に考えた場合、ポートフォリオを決定する手順は、次の2つのステップに集約されます。

(1)効率の良いリスク資産の組合せを選ぶ。

(2)(1)と無リスク資産を自身のリスク許容度に見合った比率で組み合わせる。

ちなみに、効率の良いとは、シャープレシオが最大となる組合せのことを指しています。シャープレシオというのは、リターン÷リスクのことで、リスクに対するリターンの大きさ。これが大きいほど、取るリスクに対する割が良いというわけです。

 

リスク資産と無リスク資産の比率が全体のリスクを決める

私も、かつて、現代ポートフォリオ理論の計算モデルが面白すぎて、はまったのですが、ついつい(1)のステップに興味が行きがちです。しかし、実際のポートフォリオでは、(2)の影響が大きくなっていることも多いのではないでしょうか? たとえば、カウチポテトポートフォリオの私はそうです。

当ブログでは、かねてより、

  • リスク資産と無リスク資産の比率が重要
  • バランスファンド(リスク資産)でも、無リスク資産とのリバランスが必要。

ということを訴えておりましたので、カンさんの記事を読んで、うれしくなっちゃいました!

拙著でも、リスク資産と無リスク資産の比率は、もう、これでもか、と言うくらい書いたので、お読みになった方の中には、うんざりしてしまった方もいらっしゃるかもしれません。でも、そのくらい、私としては大事なことだと考えております。

注意すべきは、運用資産だけではなく、「全財産で考える」です。

 

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コメント

最近貴書購入したインデックス投資初心者です。わからない点がありましたのでここで質問させて頂きます。貴書では積立で投資信託を継続的に購入することが書かれておりました。一方私の場合、20年以上使わないお金を仮に2000万円を現在持っていて、それをリスク資産:無リスク資産を1:1で考え、1000万円分をインデックス投資信託を購入しようと考えています。この場合少しでも時間分散した方が良いのですが一方で信託投資の保持期間も気になりますので、1-2年を目安に時間分散して購入していこうと考えています。また、運用途中のリバランスについては、無リスク資産として取っておく1000万と投資資産の評価額とのリバランスする予定です。当初の2000万の閉じた枠内の遣り繰りで20年間の運用を考えています。このやり方が、運用資金一括で持っていた場合の貴書で述べられている主旨とあうものかどうかをご教授お願いします。

投稿: Dora | 2018年7月27日 (金) 03時40分

Dora 様
コメントありがとうございます。
申し訳ありません。最後の文章の意味がわかりませんでした。

>このやり方が、運用資金一括で持っていた場合の貴書で述べられている主旨とあうものかどうかをご教授お願いします。

とあるのは、

(拙著では積立てによる投資が中心となっているが)運用資金一括で持っていた場合、このやり方が、拙著で述べられている主旨とあうものかどうか?

という意味でよろしいでしょうか?

投稿: NightWalker | 2018年7月27日 (金) 10時23分

言葉足らずで申し訳ございませんでした。
はい、NightWalker様の解釈です。
よろしくお願いします。

投稿: Dora | 2018年7月27日 (金) 11時00分

>Dora 様
ご返信ありがとうございました。

株式投資の平均回帰を信じる長期投資の場合、ファイナンス理論的に言えば、一括投資して取れるリスクをなるべく早く取った方が長期的なリターンは大きくなります。とは言え、一気に資金投入するはメンタル的に厳しいかもしれませんので、「1-2年を目安に時間分散して購入」というDoraさんのやりかたは、王道のひとつです。

拙著の主旨は、これまで投資をしてこなかった、言ってみれば、リスク耐性が低めの普通の人が、それをやって暴落が来たとき心が折れて途中で止めちゃわないだろうか?というところにあります。ここが、他の投資本とはちょっと違うところで、わたしは、かなり低いレベルで考えています。

そして、評価額が大きく下がってしまったときに途中で止めるのは、これまたファイナンス理論的に最悪なのです。

と言うわけで、暴落に耐えられるかどうか、という考察が、個々人で必要になってきます。

ここから先は、ファイナンシャルプランナーさんの仕事です。年齢、家族構成、キャッシュフロー、収入の見通しなどなどで、大きく変わります。
もちろん、有償ですが、ファイナンシャルプランナーさんへの、ご相談を視野に置かれることもオススメいたします。

—————

<おまけ>
いくつか気になる点を書いておきますね。

>20年以上使わないお金
・・・と思っていても、いざというときが来れば使うこともあります。

>リスク資産:無リスク資産を1:1
・・・がDoraさんにとって、最適なリスクかどうか、わかるのには時間がかかります。Doraさんの場合、これまでリスク資産に投資していらっしゃらなかったのでしょうか? とすれば、現時点でのリスク許容度は、ゼロです。もし、私がカウチポテトポートフォリオだから、えいっと、1:1とお考えになられたのだとすると少々危険です。
拙著でも書きましたように、私も、ここに至るのに、10年かかりました。この試行錯誤が許容できたのは、この間、収入があったからに他なりません。

>当初の2000万の閉じた枠内の遣り繰りで20年間の運用
とありますから、今後、新規の投資資金投入の余力がないということであれば、その分も加味して考えるべきかもしれません。

あと、積立てじゃないと、非課税枠のつみたてNISAが使えません。

投稿: NightWalker | 2018年7月27日 (金) 11時51分

NightWalker様、
ご回答及びご解説、ありがとうございます。突然質問されてもバックグランドがわからなければ答えようがありませんね。失礼しました。
私は50代半ばで完全リタイアしています。今持っている金融資産のうち、75歳以降に使うであろう現金を、これまでは株式投資一辺倒でしたが、投資信託で運用しようとしています。NISAは、積立ではなく、投資規模を縮小した株式の方で、使いたいと思っています。75歳までの金融資産は、現在から64歳までと65歳から74歳までの2つに分割し、64歳までの生活費は100%無リスク資産で保持し、65歳から74歳までの生活費は3:7で3割リスク資産で運用する感じにしています。

投稿: Dora | 2018年7月27日 (金) 13時17分

追加です。
暴落に耐えうるか、とのご質問ですが、難しい質問ですね。これまで株式投資を25年ほどして、ITバブル崩壊とリーマンショックを経験し、会社が潰れない限り、損切りが最悪の悪手と言うことは身にしみてわかっているつもりです。
まず、私の毎年の生活費は、現役世代時の生活費(毎年2%インフレも考慮)を入れています。それでいて持っている金融資産は現在の数値のままで運用益は考慮していません(^_^; リタイアして生活レベルを下げたくありません。これが私のライフファイナンシャルプランの基本となっています。65歳から74歳までは、年金受け取りが入ってきますので、その不足金額分を現金として用意している分なのです。3割をリスク資産として運用し例えゼロになったとしても、生活費が1割減る程度なので、ゼロになってもやっていけると思っています。 また、75歳以降は、20年あるから途中に暴落があっても何とかなるんじゃない>という甘い気持ちもあります。

投稿: Dora | 2018年7月27日 (金) 14時13分

>Dora 様
ご返信ありがとうございます。
すでに株式投資の経験を積んでいらっしゃるのですね。失礼しました。

拙著は、資産形成世代、投資そのものの未経験者を念頭に置いているため、つみたて投資をメインストーリーに据えています。インデックス投資だからと言ってつみたて投資が絶対という意味ではありません。

当ブログを今後ともどうぞよろしくお願いします!

投稿: NightWalker | 2018年7月27日 (金) 14時20分

NightWalker様、
どうもありがとうございました。
今後とも、貴書及びブログを参考にさせて頂きます。
こちらこそよろしくお願いします。

投稿: Dora | 2018年7月27日 (金) 14時31分

しつこくてすみません。
一言言い忘れました(^_^;
リスク資産と無リスク資産の比率が代わった時のリバランス操作についてです。
これは、株式投資にも適用できると思いましたが、暴落時でも、このバランスを当初決めたとおりに保つように見てさえいれば、機械的に追加購入できますよね。暴落時は相場を見たくないものですけど、投資信託でも株式投資でも、いい押し目買いの切っ掛けになり、また、全体の投資額が決まっているので突っ込みすぎることもないし、良い管理方法だなあと興味を持った次第です。

投稿: Dora | 2018年7月27日 (金) 14時51分

うち的にはポートフォリオは皆さんご自由にって感じですね。個々人考え方が違うので最適なポートフォリオがあってもそれを使うとは限らないと思ってます。うちなんかは日本株個別がダントツで多いですが、リスク管理から見れば改善の必要性がありますが、今後20年かけて日本株の比率を落とす(他の資産を増やす)ので、今無理くり売って税金払う事はないと考えてます。
 ただ、リスク、リターンを計算して年間最大損失額を出して自分が耐えられるかは知っておくといいでしょう。
 ちなみにうちは年間最大損失額614万円となっております(2標準偏差)。

投稿: くまさん | 2018年7月27日 (金) 23時27分

>くまさん様
コメントありがとうございます。
>個々人考え方が違う
まさにその通りだと思います。

投稿: NightWalker | 2018年7月28日 (土) 21時16分

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